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映画館ってお高いだけだと思ってた2021

 2020年にふとしたことで映画館に行ってから、「あれ、映画館で観るのって楽しい?」と思い始めたことから、健忘録がてらにネタバレを考慮せず映画の感想を書き散らすノートです。

 家で観ると、どうしても途中で観るのやめちゃったりそのままになってたりする……。でも、お手洗いへの行きやすさはおうちが勝ちだな。

「クルエラ」

https://www.disney.co.jp/movie/cruella.html 正直な所、ストーリーはなんとなく予想がついたのでドレスが虫のくだりも、やっぱり、と思っていて。このネタ、漫画かなんかで見た気がしただけなんだけど。それでも何がいいかって、小道具やらファッションやらがとにかく素敵すぎる。幼いクルエラが魅了されたのも仕方ない。赤と黒の対比、みたいなことを書いてあったけれど、赤が印象的、というより、魅せ方が素晴らしいなという印象。音楽とのリンクのさせ方も好きだったかな。あと、主人公役のエマ・ストーンの表情。ラ・ラ・ランドしか知らないんだけど、まったく違ってて魅力的。ラ・ラ・ランドは最後がどうしても好きじゃないし、まぁ、あの役は性格がね……とも思う。どう、ということを書きだすともはやクルエラの感想ではなくなってしまうのでここで終わり。続編が出たらたぶん行くんじゃないかな。

「ザ・プロム」

https://prom-movie.com/ 私の涙腺はちょろいので、後半もうずーっと泣いてました。感動して。LGBTQのお話ではあるし、ブロードウェイの面々がこれはエマの物語!と最初の方繰り返して言うのだけど、個人的にはすべての登場人物に等しくスポットライトのあたっている映画だと思いました。そして、それこそが意図してるとこじゃないかなって。この世界は等しく誰かの物語なんだよっていう。お互いに影響を及ぼしながら、選び取るのは自分。作り上げるのも、自分。そして、ご都合主義?偽善的?そんなの見ていてどうでもよくなるぐらい、圧倒的なミュージカル!やっぱり見ごたえあるのはプロムのシーンなんだけど、隣人を愛せよ!って歌うモールのシーンも好きだし、エマの動画もいい。最初の方のPTAに乗り込んだとこも好きだなぁ。解決してないことも色々あるけど、映画もドラマも漫画も解決してないことの残ってるものなんてたくさんあるし。私はそんなに大きな問題とは思わなかったな……エマなら大丈夫だと信じてるし。プロムのシーンで同級生のドレスとエマのドレス、どっち?って言われるとエマが断然素敵なんだよね……同級生たちのは田舎っぽい?感じ。アリッサのドレスも、最後のプロムのドレスの方がとても似合ってて素敵だった。他の同級生も断然最後のプロムの方がおしゃれ。あと、バリーがすごい好きなんだ私は……。お母さんと会うシーンも、あれ、あえての学校って思うとすごい泣ける。16歳の時だもんね……。ディーディーの「ブルーベリーのような繊細な心」っていう表現もすごく好き。「彼を私から守って」っていうセリフもすごくすごく好き。可愛すぎやしませんか……。どうしても映画館で観たかったから、映画館で観た後、家でまたネトフリで観てるぐらいにはお気に入りです。

「ビルとテッドの時空旅行」

https://www.phantom-film.com/billandted/ 3作目とか知らなかった!!のに、登場人物とか説明がないまま他2作に出てきてた人がどんどんでてくるから正直ちんぷんかんぷん……。でも、これ、自分でも不思議なんですけど、面白かったんですよ……。ぐいぐい押されていつの間にかまじまじと見ちゃってる。最後のシーンとか泣いちゃうし。19年越しに新作が作られるだけある……。キアヌすごいいい味出てるし。面白かった。

「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」

https://cyranoniaitai.com/ 演劇をあまり知らない私も、シラノ・ド・ベルジュラックという名前は知っていて。音楽映画とか中世ものが好きなので迷わず観に行こうと決めたのでした。感想? 面白かった! お芝居の内容とリンクしたような形で、劇作家であり詩人のベルタンの周囲で色んなことがぐるぐると起きていきながら進むストーリー。セリが壊れてる、は最初からずっと指摘されてて、なんかあるだろうなぁと思ってたらマリアがおっこちるとは。オノレがところこどころでぐっと釘を刺してて好き。ベルタンの家がめちゃくちゃオシャレであんなところに私も住みたい。あと、最後の方でみんなでオノレ亭でやさぐれてるとこも好き。始終ドタバタとしてるので、見てても楽しかった。レオとジャンヌはどうなったのー!? とは思うところ!レオ、努力してたからくっついて欲しい……

「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」 

 http://capotetapes-movie.com/  恥ずかしながら、作家と知らずに映画館で見たチラシが面白そうだったから、という理由だけで観に行った映画。「ティファニーで朝食を」の原作者でいらしたのね。「ティファニーで朝食を」も観たことないけど……。この映画の中で、ティファニー~の映画と原作ではかなり違うという話だったから、原作読んでから映画を観てみたい。この映画の感想を書くにあたって、私はあんまりにも彼の作品を知らなすぎるから、色々読んでみたいなとも。インタビューと当時の映像で話が進んでいくんだけど、彼の事をどう思っているか、人によって様々であることが答えている人の顔や口調でわかるのが印象的だった。

「イン・ザ・ハイツ」

書いてなかった…!?となったので、思い出して記載。ミュージカルらしいミュージカル。扱っている内容は重くて深いものだけど、明るくって笑顔になれちゃう映画。移民のお話なので、深く理解するのは私には少し難しかった。

2021に観たい映画

2020に観てないやつもあるので、お家と映画館おりまぜつつ観たい。声優夫婦の甘くない生活/アーニャは、きっと来る/ヒトラーに盗られたうさぎ//ニューヨーク親切なロシア料理店/この世界に残されて/レンブラントは誰の手に/甦る三大テノール/ルクス・エテルナ永遠の光/キング・オブ・シーヴス/恋する遊園地/天空の結婚式/私は確信する/ステージ・マザー/カポネ/

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