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一生姉貴【2021卒業生インタビュー⑤】

みなさんこんにちは。劇団コギトです。

大分多くの卒業生が紹介されてきましたが、今回も例にもれず卒業生インタビューです。今回のインタビュアーは末乃匠さんですが、書記は2年能祖海ら乃が担当します。意気込みは、先輩たちの楽しい談話にできる限り突っ込んでいきたい、です。よろしくお願いします。

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末乃「よーしじゃあ卒業生インタビューはじめま~す」
堀木「よろしくお願いしまぁス」
末乃「や敬語使わないでいいよ堅苦しくなるから」

早速ですが、この二人(に限らないけど先輩方)の謎の距離感、ジワ…。

改めまして、今回のゲストは2021年度卒業公演『逆張りデスゲーム』で作・演出を務める堀木祐奈さん。
おじゃんになってしまった元企画、「テイクオーバー!」の脚本も手掛けていた、超絶必殺!仕事人のほりちぃ※1です。

※1ほりちぃ…2021年度一橋祭公演『忘れられないの』で堀木祐奈が演じた役、「鵜飼あゆ」が作中で「あゆちぃ」と呼ばれていたことから、その呼び名にちなんでつけられたあだ名。

末乃「じゃあ早速インタビューしていきます!コギトに入ってからの4年間を振り返ろ~」
堀木「ぱちぱち」

末乃「一番最初の公演は『HAVE A NICE DAY!!』でしたが、堀木祐奈は衣装やってますね」

堀木「そうそう、2回ぐらいスタワやって、って感じだね。ほぼなんもやってなかったwでもその次の『ふざけんな、夏』では照明ちゃんとやってた」

末乃「夏公演かー。そこで照明やるんだ最初に。へー面白」

堀木「おもしろいか?」

末乃「や、なんか・・・おもしろかった。

やばい、口だけクソ男になってる、まずいですね」

今更では?

堀木「2020年度卒業公演『不完全なけもの』でも照明やったよ。あんときはオペ室が結構楽しかった。オペ室※2を満喫している人がいるオペ室って楽しいよね」
末乃「わかる」

※2オペ室…音響・照明担当(オペさん)が実際それぞれ操作する場。劇団コギトのアトリエに存在している。

堀木「その時一緒にオペやってた先輩が、公演が始まる30分前に万全に準備して、”よし、じゃあ20分後に起こして” って言って寝始めたんだよね」

末乃「かっこいいねそれ」

堀木「かっこいいよね!だから私は起こす役割だけをいただいて、開演前30分で宝石の国のアニメをみてました()」

宝石の国・・・、懐かしいですね。友達がみんな見てた気がします。
ところでほりちぃは役者のイメージが強い(私比)んですが、照明やってる堀木さんも様になっています。カッコイイ。

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▲照明をいじる堀木さん。

末乃「んで、その次が、いよいよあれですね」
堀木「あれってw」
末乃「あれですよ、メイド服着た、1年次の一橋祭公演『フレームの外の、あの子』」

メイド服!
ひえ・・・と、はやる気持ちを抑えて探しました。
現場写真はこちらです。

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・・・似合いすぎてどうコメントすればいいのかわからない。
好きです。好きですよ。

末乃「んで、新入生公演『正犯』で衣装小道具、2019年度卒業公演『ときめいて大鴉』で小道具、と」

堀木「そうだね~。卒公は留学行っちゃったから、第一回ミーティングだけ出席して去るっていうw」

末乃「あっ留学行ったことあるんだ、どこ?」

堀木「あれ知らなかった?テキサス」

末乃「へー!!テキサth!・・・!

言えてません。

堀木「そのあとは新歓公演『薫風の巫女』で負けヒロインやって、しばらく消えてた」

末乃「そっかー。一橋祭公演『もうひとつの地球にある水平線のあるピアノ』でまた来るって感じ?」

堀木「それも全然来てなくて、2回しか来てない」

堀木さんはいつも2、3のことを並行で行っているスーパーウーマンです。
故に常に競歩。
もうちょっとゆっくり一緒に歩いてほしい(傲慢)。

末乃「2020年度卒業公演はさっき話したので、そのあとはコロナになって最初の公演、『コギオト』と『FORGET』(2020年度11月の公演)になりますね?」

堀木「そうだねー、『FORGET』の思い出は、脚本と演出やったんだけど、PVとるために公園に行ったのが楽しかったかも。音声のためにマイクとかしこんで、試行錯誤してたのは楽しかった。
演出やった『コギオト』は、すごく役者の人たちには満足しております、て感じ」

▲堀木さんが演出を務めた『コギオト』内の音声作品「よあけめぐり」

末乃「おおー。作品自体の感想は?」

堀木「えーまあいいんじゃない?(照)なんか難しいよね、自分の脚本とかを正常に判断できないから。わかんない。まあ、まともに演出できたのは初めてだったからいい機会でしたね」

末乃「私はマ~~シ~~!」
堀木「ねえwちょっとやめてww」

役真似して堀木さんをからかう末乃さんとそれに照れ喚く堀木さん。
以下略。

ちなみに私もほりちぃのこの作品で少女を演じました。コギト初役者をこの脚本で演じさせていただいたのでした。嬉しい。

堀木「2020年度卒業公演『ほらまたね』は、同じオンライン企画でも大変だったな。個人作業で、カメラ構えて、映像取って、日記書いて・・・。でも芸術点は高かったと思う。ZINEもよかったし」

末乃「ありましたねー郵送特典。そして2021年度に入ると。ついに、堀木さん主役作品『忘れられないの』ですね!」

堀木「忘れられないねー。対面が久しぶりすぎて、そもそもセリフってどう覚えるんだっけ、はにょーん※3っていうw

※3はにょーん…コギト所在の劇団員の鳴き声。

まあなんか久々の稽古場の感じも楽しかったですね。あと後輩かわいいね―偉いねーって思いながらやってたw久々に会う従兄弟みたいな気持ちで全後輩を見てた」

私は割と仲いい姉だと思ってたんですけど・・・。
・・・え?齟齬。

末乃「そして『テイクオーバー』・・・(おじゃんになってしまった、堀木さんが脚本を書いた企画)」

堀木「何話せばいいんだろうねw一応あの脚本にはうちらの代ということを考えて、そのイメージを詰めたものではありました」

末乃「弔われることを祈ってます」

後ほど公開する予定ですので、お楽しみに!

末乃「とまあここまで振り返ったわけですが・・・。一番思い入れのある作品ってなんですか?」

堀木「んー・・・。一橋祭公演とか、コギオトあたりかな」

末乃「秋の時期は記憶に残るということですかね」

堀木「なんで秋なんだろうね?そのタイミングでの公演は新入生とかも慣れてきて、安定してるから?」

末乃「そうね、メンツもある程度見慣れてきて、卒業公演とも違って最後、みたいなこともないし、のびのびできるのかも?」

なるほど。
私も思い返してみて、秋の公演はやっぱり思い入れがある気がします。

末乃「では前公演振り返り終わったところで!ブログクイズ~~!!!」

地味にこの企画好きなので期待大です。

2018年度7月公演『HAVE A NICE DAY!!』のブログから出題です。当時はまっていたものが堀木さんにはありありましたが、それは何でしょう?

わくわく。画面の向こうのあなたも、考えてみてください。

堀木「漫画は常にはまってるけどそうじゃないもんね、ヒントは?」
末乃「ヒントは僕がドン引きしたってことです。何かを見てます」
堀木「ええ・・・。Twitterじゃないもんね。人間観察みたいな?」
末乃「近い近い近い」
堀木「ええ、なんだろう、全然わかんない」
末乃「答えは!

・・・お母さんに怪しいと思われるレベルでちっちゃい子供をガン見する

堀木「あー・・・。

それはやる、いまでもやる」

末乃「えっ」

堀木「いや怪しいレベルかわかんないけど不審者として通報されない社会的地位にいる間は身の回りにいるちっちゃい子供を見ていこうっていう」

末乃「ええ・・・こわい・・・」


・・・いやでもこれは普通にちょっとわかる。


末乃「・・・これ以上闇の部分に触れないように、最後いきます。
今公演の意気込み、どうぞ!」

堀木「状況を逆手に取りたいと思います

末乃「逆張りとかけて・・・w


・・・末乃さんの絶妙なツッコミが後を引いたところで、今回のインタビューは終わりです!

以上、1時間越えのぬるっとしたインタビュー動画をひたすら見続けて、ちょっと末乃さんに厳しくちょっと堀木さんに甘くなった能祖がお送りしました。

堀木さんが作・演を手掛けた『逆張りデスゲーム』、
お楽しみに!!!


<登場人物>

ゲスト:堀木祐奈(4年)

卒業公演では、『逆張りデスゲーム』の作・演担当。

コギトの公演では神出鬼没で、役者、オペどちらもこなす美麗戦隊ヒーロー。おじゃる丸の電ボのモノマネが得意。

尊敬してます。


インタビュアー:末乃匠(4年)

卒業公演では、作品全体の広報と、『逆張りデスゲーム』の映像編集担当。

役者や広報で強いスキルと情熱を発揮しているサークルのご意見番。陽キャの真似が得意(2月だけ)。

尊敬してます。


書記:能祖海ら乃(2年)

卒業公演では、作品全体の広報と、『逆張りデスゲーム』の宣伝美術担当。

ツッコミを担当している(したい)。K〇LDI店員のモノマネが得意。

尊敬されたい。