【即興コギト2020】役者紹介！⑥

日に日に寒暖差が増してくるようになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。編者は10月からずっとヒートテックが手放せないでおります。

そんななかでもプレイヤー陣は元気いっぱい(？)、屋外で稽古に励んでいます！
このような状況にならなければ、わざわざ外で練習しようとはあまりならなかった気もするのですが、逆に外でするからこそ、周りの景色が違ったり、新たな発見があるかも知れませんね！！

とはいえこのご時世体調には気を付けたいものです、皆様も暖かくしてお過ごしください！

役者紹介6人目は、編者個人的にこの方のお芝居とってもあたたかいな～と思っているこの人です！

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どうもこんにちは。津田塾大学２年生、藤原朋香です！

みなさんいかがお過ごしでしょうか。。私はこのインプロ企画も含め、現在コギトで動いている企画３つすべてに参加しているのですが、うかうかしているうちにテスト期間が近づいてきて、全企画に「やる～♬」と返事をしたときの自分のお気楽さにあきれ果てているこの頃です。もちろん、どの企画も好きですよ。特にインプロは公園での稽古で、思い切り走り回ったり、遊び半分、真剣さ半分の解放感が楽しいです。
ところで話は変わって、おしゃべり上手な方が自分のことをおもしろおかしく紹介するときなんかに、「口から生まれた」ってよく言われますよね。私はおしゃべり上手ではないのでこの表現は当たらないんですが、たまに一言で言えば済むことの説明が長い、と言われることがあります。なぜですかね…長いそうです。そういえばこれで完璧に説明できた！と満足していたら、相手の方にさっき話したことをきっちり要約した上で、「こういうこと？」と確認されたことがあります。ええ、きっとそういうことなんでしょう。こういう人のこと、何から生まれたって言うと思いますか？？もし暇があったらよければ考えてみてくれません？もちろん、単に「あほ」と言えば済む話かもしれないですね（関西出身なので、ばかと言われると、本気に捉えて泣いてしまいます）。こんなやつです！自己紹介でした。

それでは、＜人間以外のなりたいもの＞について。そうですね、、、ところでスピッツの「猫
になりたい」って曲、ご存じですか？？
https://www.youtube.com/watch?v=YZnR_W_Q7Hw （曲＋MC もおもしろいので、ぜひ見てみてください！）
「猫になりたい」とかかわいらしいことを言いながら、「消えないように傷つけてあげるよ」
と一途とされる枠を 5、６歩ほど踏み外した、ちょっと根暗で狂気っぽい愛情表現を混ぜてくるあたり、もしかしてスピッツの十八番のような歌詞なのかもしれません。
脱線しましたが、私は実家で小さいころからねこだと思われている節があります。ねこちゃん！と呼ばれることすらあります。冗談ではなく、事実です。母いわく、ときどきしっぽが生えているのが見えるそう。幸か不幸か、私には見えません。実家で過ごしている間は、「早く人間になりたい！」とぶつぶつ言っていましたが、大学進学で上京してからは人間として扱ってもらえることが増えたんですけれど…ここはもう一度、人間以外のものになる決心をしなくてはならないようです。
そうなると、私は猫ではなく、うさぎになりたいですね。。小さいころ、うさぎを飼っている近所の方に目の前で見せてもらったことがあるんですが、あまりにもかわいくて頭をなでようとしたらさっきまでのんびりした感じだったのに、ものすごい速さで後ずさりされてしまいました。。そのときの気持ちを思い出してみると、なんだか少し恥ずかしいのですが、ショックだとか悲しい、寂しいのはまあ想定内として、たぶん私にとっては生まれて初めての全力拒否に、かわいいと思っただけなのになんで、と内心ちょっと腹をたててしまったのです。

どうしようまた話が変わっちゃうな、、サン・テグジュペリの「星の王子さま」ってありますよね。あれに王子がきつねと友達になっていく場面があります。お話しの主題のヒントをきつねが言ったりもする、結構大事な場面です。そのきつねの言うには、友達になるには焦らないで、少しずつ相手との距離を縮めていくこと、それが誰かと本当の意味で友達になりたいという気持ちを伝える方法なんだとか。これを読んだときに、私はうさぎに取った自
分の行動を反省していました。かわいい、とか言って突然近づいてきた人間の子どもにあのうさぎは何て思ってたのかなあ…と。うさぎは臆病とはよく言われますが、そうでなくても、かわいいって言っていきなり頭をなでようとするとか、なかなか失礼な感じです。たぶん、「あんたのおもちゃじゃないんだから！自分勝手に仲良くしているつもりで、ちゃんと友達になろうとしないやつなんてお断りだ！」と叫んでいたんじゃないか…
そんなわけで、もし人間以外の何かになれるなら、うさぎになって、あのときのうさぎともう一回友達になり直したいな、とたまに考えることがあります。今度は軽く挨拶とかから始めて、しばらくしたら一緒に遊んで、「実はあのときの子どもなんだけど、あれは私が本当に馬鹿だった」と伝えれたらなあ、と。
まあ、そう言いつつ動物を見るとかわいい！って反応、しちゃうんですけどもね。今もテレビで子犬が走り回っています。かわいい…！！
それでは、現実逃避はこれくらいにして、インプロがんばります！テスト勉強もね、ええ。