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喫茶アトリエ【case3:黒崎陽人・成田明由】

青春:人生の春に例えられる時期。
本日のアトリエでは、1年生コンビが彼らの青春時代について話しているようで……?

黒崎陽人:大学1年生。劇団コギト一橋祭公演『7×7のモラトリアム』では、照明を務める。
成田明由:大学1年生。劇団コギト一橋祭公演『7×7のモラトリアム』では、音響を務める。

成田「青春は、友情の葛藤である。」

黒崎「どうしたん、急に。」

成田「知ってる?このフレーズ。」

黒崎「全然知らない。」

成田「俺も風の噂で聞いた。」

黒崎「風の噂笑。なんのこっちゃって感じだけどね。」

成田「青春は友情の葛藤であると……ありますか?友情で葛藤した経験。」

黒崎「友情で葛藤した経験……?」

成田「喧嘩とか?」

黒崎「まあ喧嘩はあるね。そうだな。友情で葛藤したのは、中学の頃とか、まぁ思春期でさ、すげぇ友達の血の気が多いのよ。そこでね、仲良い友達同士の喧嘩とかってあるじゃない。」

成田「あるね。」

黒崎「そういうところで、どっちにつくかみたいな。2人とも仲良くて、その2人がしかもすげぇしょうもない、待ち合わせの時間に来なかったみたいな笑。そんなことで喧嘩したことがあってさ。その時に、先生に事情聴取みたいなのをされるわけよ。仲良い、周りで見てた人たちが。」

成田「学校での話なの?」

黒崎「そうそう。まぁ、何日かに渡って喧嘩してて、最終的に殴り合いみたいになって。そしたら先生も動かざるを得なくなるわけよ。そこで、先生に仲良い俺らがいろいろ聞かれるわけだけど、なんかこれ言ったらこいつを貶めることになっちゃうな、みたいなのはやっぱりあって。そこが葛藤ですね。」

成田「なるほど笑。血の気が多いね。」

黒崎「そう、血の気が多かった、うちの友人たちは。」

成田「そんなことになったことない、うちの学校では笑。友情で葛藤した話ね、俺はね……あぁ、まあいくつかあるな。高校進学する時に、中学校に居る奴らが一人もいないような高校に行きたかった。あの、なんとなく嫌いというか。」

黒崎「へぇ〜。」

成田「うちの中学校は、本当に成績優秀な俗に言う優等生から、やんちゃでトイレのドア壊すやつまで、まぁ言ってしまえばピンキリだったから。その、キリの人たちとどうしても仲良くなれなくて、そういう人たちが居ないような学校に行きたいなと思って。で、山の上の私立中高一貫校に高校から編入する形で。」

黒崎「はいはいはい、なるほど。」

成田「だから、本当に中学校からの付き合いの人って一握りしかいない。本当に、もう1人か2人かそのレベルで。ただ、高校に入ってからも電車通学とかでたまに一緒になるのさ。」

黒崎「なるほどね?」

成田「その時に『あ、久しぶり。』みたいになることがあって。で、まあ幸いにも、俺が居合わせる人って、そこそこ仲良かった人だったから、そのまま電車の中に一緒に入って、一緒に喋るってこともあったんだけど。その時に、ある日ね、ぱったり会ったんですよ。中学校時代の、よく夜遅くに親に隠れてコソコソオンラインゲームをやってた仲の人と。」

黒崎「いいね。」

成田「まあ、厳密には、その人ともたまに連絡はとってたんだけど。その人とばったり会って。それが高校2年生の頃だったかな。で、『お互い最近どうよ?』みたいな話をしたんだけど、うちの高校がね、道内一学費が高いって言われてて。」

黒崎「あぁ、それは編入した方の?」

成田「そう、編入した方の。だから、世の人達は、『あそこに行く人たちはみんなお金持ちだ』みたいな、そういうバイアスがかかってるわけよ。」

黒崎「すげーな。」

成田「でも、実際本当にそうかも分からないし。もちろん親が医者とか塾講師とか、そういう人はいるんだけど、もちろんそんな人たちみたいに余裕でお金を支払える人ばかりじゃなくて。俺の両親もさ、公立の高校の先生と、医療従事者なんだけど、ちっちゃいクリニックにパートで行ってる人。そういう両親の元に生まれたから、当然そんなに所得が高いわけではなく。だから、その高校って聞いて、『あぁ、お嬢様学校ね。』って言われるのがすごい複雑だったの。」

黒崎「まぁ確かにそれは……。」

成田「そう。で、久しぶりに会った友達にも、入るのが難しくて、しかも学費が高いってなるとどうしても高嶺の花みたいな、そういう印象を持たれるらしくて。話してる時も、まぁ全然話が途切れるとかは全然なかったんだけど、ところどころでお嬢様学校に行った人っていう印象を持ってるんだろうなっていうね、ニュアンスがところどころで感じられて。」

黒崎「なるほどね。」

成田「お前頭良かったしな、みたいな。その高校に行くぐらいなんだ、みたいなことを言われたから。仲良かった友達と話してる時でも、そういうバイアスがかかっちゃうんだな、と思ってちょっと悲しかったよね、その時。っていう、葛藤。」

黒崎「でも、あれだもんね。中高一貫だから、周りにいる人は同じ中学から上がってきた人?」

成田「あ、というよりも、中学から上がってた人を内進生って言うんだけど、内進生と、高校から入ってきた高入生ってだいたい数同じで。」

黒崎「あ、そうなんだ。」

成田「本当に大々的に入学試験を設けているところで。だからまぁ数としてはそんなに差はない。せいぜい1クラス分内進生の方が多いぐらいなんだけど。授業はもちろん内進生の方が進んでるの。うちの高校で言うと、数学が、高入生が入った時にもう内進生は数1A終わってるっていう。」

黒崎「マジ?」

成田「高校でやる化学基礎も1年先取りをしてるっていう状況で。だからね、辛かったよ。」

黒崎「それは辛いわ。」

成田「模試とかで毎回内進生と高入生で比べられるのさ。だいたい内進生の方が上だから。高入生で勝てる人って言ったらもう、本当に一握り。それこそ、中学生の頃に趣味で数学をやってましたとか、趣味で世界史が好きでしたとかって人じゃないと、中々勝てない。だから、受験期は辛かったね。学校独自の制度として放課後講習っていうのと、夏期講習、冬期講習があるんだけど、一部講習は内進生と一緒に受けるのね。で、それが高3になって志望別とかになってくると、東大志望の内進生と一緒に講習受けるみたいな。」

黒崎「えぐいな。」

成田「元々俺も東大志望だったんだけど、文系で東大志望で高入生って俺しかいないかったの。」

黒崎「え、まじで!」

成田「そう、他全員内進生の、しかも成績が優秀な人たちばっかりだから。講習の時に解いた問題が、他はわかってるけど、俺だけわからないみたいな状態を、ずっと、1年間。」

黒崎「しんどいな、それは。」

成田「結局俺東大行けなかったしね。志望を一橋大に共テ終わった後変えて。で、受かったって感じで。」

黒崎「あ~、なるほどね。」

成田「まぁ正直悔しかったけど、しょうがないかなみたいなところ。」

黒崎「そうかそうか。でも意外だった。なんか内進生の方が頭良いんだね。イメージだとさ、繰り上がりで上がれるから、あんまり勉強しないんかなって思ったんだけど。」

成田「あ~、なんかね、内進生と高入生の括り以外にもう1つ、普通科コースとSPコースっていうのがあって。SPコースが成績上位者のコースで、普通科コースは普通の。毎年学年全体から評定と模試の成績でSPコースが選抜されて。」

黒崎「すごいな、そんなんあるの?」

成田「だからエリート集団と言われればエリート集団。そこでさ、SP落ちた人とクラスが離れて、また再会するとかっていうのも、まぁそこそこ気まずい。そもそも高入生でSPのクラスって1クラスしかなかったの。で、しかも、クラスの位置が、高入SPが内進SPのクラスに挟まれて。」

黒崎「何で?笑」

成田「そう、何で?なの。仲良くなって欲しいんだろうなは思ったんだけど、無理じゃん。」

黒崎「まぁ~、きついよな。」

成田「しかも、内進SPってめちゃめちゃ仲良くて。そういう選抜が、内進生は中学生の頃からあったから、中3にもなったら大体メンバーが固まってるんだよね。そこでクラスの入れ替えが起こる程度だから、そこのクラスがめっちゃ仲良くて。」

黒崎「高入生クラスを挟んで、仲良い。しんどいな笑。」

成田「だからさ、挟まれてるから、外に出て行くのがなんか、辛くなった笑。だから他の高入生ともあんまり交流が無くてっていうね。」

黒崎「クラス、分けなければ良いのにね。」

成田「そうだよね。」

黒崎「うん、別に一緒のクラスに入れちゃえばいい。」

成田「そう、全部混合にすればいいのにって思ってるんだけど。なぜかね、高1の時点でもう選抜されてるっていう状態が。まぁ皮肉なもんでさ、指導方法を普通科クラスとSPクラスで変えることで、結果的に東大に合格した人とかが、北海道っていうまぁ言ってしまえば、辺鄙な土地でもできるっていう。」

黒崎「そうかそうか。」

成田「高校は、だから、辛い思い出が多かったね。」

黒崎「えぇ、それは悲しい。高入生同士では結構仲良くなれたの?」

成田「高入SPはもう、自分たちが身を寄せ合うしかないから、結果的に仲良くはなるよね。」

黒崎「でもそこが仲良ければ、まぁ。」

成田「だから、殴り合いとかも起こらなかった笑。」

黒崎「殴り合いは中学だけどね笑。流石に高校は無かったよ。逆に、高校は結構落ち着いてたな。一応受験して入るところだったから。中学は、まぁ誰でも入れるわけじゃないか。一応小学校から繰り上がるところで。」

成田「はいはいはいはい。」

黒崎「まぁ一応そこで受験があるんだけど、俺は内進生。小学校から繰上りで中学に上がったから、もうめっちゃ頭悪いのよ。逆に俺のところは、内進生は1ミリも勉強しなくても上がれちゃうから、誰も勉強しなくて。逆に外から入ってきたやつが頭良いみたいな、そんな感じだったから、ずっと落ちこぼれの方に居て。で、なんかまぁ、やんちゃしてたわけよ。高校に入ってからはさ、男子校だし、クラスでわいわいするだけで楽しかったから、あんまそういうの無かったかな。」

成田「まぁね、無い方が良いと思う、あれは。」

黒崎「そりゃそうか笑。」

成田「まぁでもね、さっきのコースの話で、面白い経験はありますかって言われると、演劇部。俺は中学から演劇部に入ってて、高校でも演劇部入ったんだけど、うちの世代がバカ多くて。2個上が1人、その下が3人、で、うちの世代が10人っていう、うちの世代になってからバカ増えたっていう状態で。うちの世代、高入の普通、高入のSP、内進の普通、内進のSP、全部のコースが居るの。」

黒崎「えぇ~、素晴らしいね。」

成田「そう。全部のコースが居て、喧嘩が起きない。互いに仲悪くなったりとか全然しないっていうのがあって。」

黒崎「それはすごいね。」

成田「すごい嬉しかったし。まぁ言ってしまえばそこが他のコースとの唯一の関わりみたいな。部活だけはコースの垣根を超えられた。そんでもって、10人がそれぞれ違うコースを経験してるから、価値観とかもそれぞれ変わってくる。だからこそ、新入生だけで公演を打とうとか、そういうことになったり。あとは、一年生の時点でもう演劇部の中で多数派だから。」

黒崎「そうね笑。」

成田「だから、全部新入生公演みたいな感じになるの、1年生が大半を占めるから。そういう時に価値観が偏らないっていうので、公平に判断できる。」

黒崎「なるほど。」

成田「実際1個下とかは、もう内進のSPがほとんどで、内進の普通が1人だけみたいな状態。高入生が居な……あ、1人かな、1人だけ居て。だいぶ偏っちゃうっていうのがあるから。本当にうちの代で4コース全部揃ったのは奇跡だなって思って。……文化祭とかどうだった?」

黒崎「文化祭はね、まぁコロナと丸被りしちゃってたからさ、辛かった。」

成田「そうだよな。」

黒崎「男子校だからさ、文化祭のその日だけは女の子が外から来るっていうので、みんなバカ気合入れてくるのよ。」

成田「いいな~!笑」

黒崎「みんなすげーテンション上がるんだけど、コロナがあったわけね?途中までは、『コロナあるけど、今落ち着いてるからこのままいけるぞ!』っていう勢いで行ってたんだよ。なんだけど、その直後に蔓防が出ちゃって。で、もう外部の人が一切入って来れません。来れるのが保護者だけっていうのになって。一気にみんなガン萎えして。あぁ、もういいわって言って。あれは辛かったな。」

成田「なるほど。いや、辛いな~。青春って言うには辛すぎる思い出かもしれないけど。」

黒崎「最初、占いにしようと思ってたんだよ。占いの店開こうって言って。なんでかって言うと、まぁ対面で喋れるからなんだけど。そういう理由だけで占いにしようって話だったんだけど、保護者だけになって、なんで俺らがそんな保護者と話さなあかんねん、みたいな。」

成田「面談だよね笑。知らない保護者と。」

黒崎「そう、面談。やってられっかと思って、的当てに変わるっていう笑。」

成田「よく変えたね笑。いつ変えたの?それは。」

黒崎「1週間前とか。そんな大した準備してなかったからね。まぁ占いだからね、ちょっとしたセット用意すればもう終わりじゃん。」

成田「確かに。占いはどういう手法で占う予定だったの?」

黒崎「なんか、なんだっけな。普通に手相見るやつじゃない?多分。」

成田「手相か。タロットカードとかは使わず?」

黒崎「あぁ~、いや何もやってなかったわ。まぁすげぇ適当だったけどね。」

成田「話すのメインだもんね。」

黒崎「そう、話すことが目的だから笑。占いなんてどうでもよかったんだよ。」

成田「なるほど、まぁ良い機転の利かせ方か知らんけど笑。その文化祭はさ、ステージ発表とかあった?」

黒崎「ステージ発表ありましたよ。」

成田「おー!」

黒崎「ちゃんとうちの学校、ってかまぁ男子校は割とどこでもそうなんだけど、女装するミスコンがあって。」

成田「まじで!?」

黒崎「めちゃくちゃ面白くて。そう、だから受験期だったんだけど、みんなガチすぎて、夏休みとか毎日体育館行って練習してたやつとか居て。」

成田「やるな笑。」

黒崎「ダンスがガチだったね。ゴリゴリのすごいガタイ良いやつが、キレッキレのダンスしてた笑。」

成田「かっけぇ笑。」

黒崎「あれはカッコよかったよ。」

成田「いいね。へぇ~、男子校だったら盛り上がりも違うんだろうな、共学とは。」

黒崎「この前見に行ったけど、」

成田「相変わらずだった?」

黒崎「相変わらずむさ苦しかったよ。なんかあります?文化祭。」

成田「文化祭ね、あるよ。あのね、さっきさ、躍起になってやってたって言ってたじゃん、蔓防が出る前は。うち逆なのね。みんな、全然やる気を出してくれないの。俺さ、高1・高2でクラスをまとめる立場だったんだよね、文化祭で。文化祭クラスごとだからさ。で、共学だからまぁ男子と女子で大まかにやりたいことがばらけるっていうのもあるし、そもそもね 、だんだん学年が上がるごとに生気がなくなってくるの、うちのクラスが。」

黒崎「なんで笑。」

成田「内進生からのプレッシャーしかり、先生からのプレッシャーしかり、受験のプレッシャーしかりで。うちのクラスの面子以外に辛さをわかってくれる人がいないから。まぁ受験やるのもそもそも、嫌々やってる感じの人が多いんだけどね。」

黒崎「まあそれはそう。」

成田「受験以外のことをやる体力がないよとか、そんなやってる場合じゃないだろとかっていう人が多くて、全然やる気になってくれなかったの。で、うちもバリバリコロナの影響を受けたんだけど、でもうちの生徒会が、自慢するとまじで優秀でさ。もちろん外からは人を呼べなくて、校内だけっていう形になっちゃったんだけど、それでもステージ発表はほぼコロナがない時期に近い状態でやるとか。で、開会式もさ、全学年が体育館に集ってやるっていうのは絶対クラスターが起きるから、それを防ぐために、その、アリーナが2つあって。メインアリーナとサブアリーナ、それからコタンっていうね、」

黒崎「コタン?」

成田「プロジェクターとかを、大々的に使って大規模なプレゼンテーションができるっていう場所があって、そこもけっこう広いから、その3つに3学年を分けて開催するって言って。あと高校生は高校生、中学生は中学生でやるっていうようにして、なんとか3年間できたっていう。優秀な生徒会のおかげでできたんだけど。」

黒崎「いいな。」

成田「高1は教室企画で、高2はステージ企画なんだけど、やる場所はアリーナっていう照明音響が使える場所じゃなくて、プロジェクターが使えるコタン。高3になったらアリーナが使えるっていうシステムだったかな。で、教室展示がさ、まずどういうコンセプトでやるかっていうので、学校祭の3週間ぐらい前まで決まらなくて。そっからもう急ピッチで決めて、その後にいくつかブースを用意して、ミッケ!をやるつもりだったの。」

黒崎「ミッケ!笑」

成田「そう、まぁいくつかブースを用意して、そのブースでセットを作って、その中にちっちゃいものを紛れ込ませて見つけてねって、そういうことをやろうとしたんだけど。」

黒崎「へぇ~、おもろいな。」

成田「俺がいたブースは、たまたまめちゃくちゃクオリティの高い、アンティークがモチーフのブースができたんだけど、他はもうほとんど何もできてない、風船だけがいくつか転がってて。他のグループが全然やる気を出さなくて。で、やっとブースを本格的に作り始めたのが学校祭3日前とか。そこでよく間に合ったなって感じ笑。うちのクラスは本当に直前まで全然やる気を出さないんだけど、直前になって急ピッチで間に合わせるっていう。だからそれをさ、監督してるこっちはたまったもんじゃないですよ。」

黒崎「そっか監督か。」

成田「早くやる気を出せっていう笑。だからそれで1回、マジギレをして、早くやれって本当に言ったの。言ったけど、その日1日何も動かなかったんだけど、翌日、もう学校祭の前々日になって、やばいやばいってみんなやり始めて。やっとか!って。だからもう準備時間は何も楽しくなかった笑。」

黒崎「それは、お疲れ様でした笑。」

成田「まぁでもね、文化祭のクラスは楽しくなかったけど、文化祭で演劇部も発表するから、その演劇部の発表は楽しかった。」

黒崎「あぁ~、いいね。」

成田「そっちでいろいろ楽しいことしつつ、なんとか頑張ってクラスの方に顔を出すっていうことやってたから、まだ心が救われてた笑。まぁなんだかんだで青春だった気がする。」

黒崎「やっぱそういう葛藤が青春っていうのかな。」

成田「部活もやってるうちは辛くてしょうがないけど、終わってみたら充実してたっていうのもあるし。最初はなんのこっちゃって言ってたけど、あながち間違いではないのかっていう結論ですかね。」

黒崎「うん笑。」

成田「そんなもんだね笑。」

黒崎「よし、そろそろ行きますか。」

成田「そろそろ出ますか~!」

青春の思い出を語って、あとはお家に帰るだけ。
どの季節も、良いことばかりでは無いですよね。人生の春だってそう。そこのあなたは、どんなことを思い出しましたか?

公演情報

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劇団コギト2023年度一橋祭公演
『7×7のモラトリアム』
脚本・演出 高尾友季
「喫茶店は、道の途中で立ち寄る所。そんな場所に彼らは住んでいた。」
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◆出演
伊藤朝輝 杉本周平
羽尻結衣 藤田ひかり 古浜奨真

◆日程
11/24(金) 11:00~ / 14:30~
11/25(土) 11:00~ / 14:30~
11/26(日) 10:30~ / 14:00~
※開場は開演の30分前です。
※上演時間は約80分を予定しております。

◆料金
無料(カンパ制)
*本公演は無料ですが、ご予約も受け付けております。お席はご予約の方を優先いたします。
下記 URL よりお手続きください。

◆会場
一橋大学⻄キャンパス学生会館 1F アトリエ
アクセス
JR中央線 国立駅南口より 徒歩15分
JR南武線 谷保駅北口より 徒歩25分
*会場がわかりにくくなっておりますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

◆スタッフ
舞台監督   佐藤愛佳
舞台監督補佐 陽美雄月
演出助手   小田悠生 中村紘夢 らむ
舞台美術   佐藤あい 富田皐央 濱野あすか
       陽美雄月 山田彩絵 リーナ
制作     岩田大煕 齋藤よしみ 298
衣装     近江天音 菅野咲名 土屋陽菜 山葵
小道具    久保聡琉 長月小雨 らむ
宣伝美術   久保田広輝 錆田 ひらお
広報     川井直太郎 川口芽萌子 宮野浩真 山浦弥桜
照明     黒崎陽人 山本翔
音響     中嶋悠太 成田明由
音響補佐   千足海都
作曲     高尾友季
編曲     中嶋悠太
応援     天野友花梨

◆お問い合わせ
一橋大学 劇団コギト
連絡先
cogito.pr@gmail.com (制作 岩田)
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