見出し画像

何にもしたくない日は、エナジーが貯まるのを待つ

 何にもしたくない日、という日ってないですか?。

 そんな日には皆さんどのように過ごしているでしょうか?


 ぼくは、どうしてもやる気が出ない日は、できるだけのんびりと過ごすようにしています。


 体というものは、エナジーをためる器のようなイメージを持っていて、そのエナジーは徐々に消費されて、減少していくのではないでしょうか。

 もちろん、毎日の睡眠や休息で、エナジーはその都度復活したりするのでしょうけれど、消耗と増加のバランスが崩れて、消耗の方が大きくなりすぎた日々を送り続けると、体の中のエナジーは空っぽになってしまいます。

 何にもしたくない日、というのは体の中のエナジーが空っぽになってしまい、体力的にも精神的にも英気が失われている状態なのだと思います。

 エナジーがなくなると、湧き上がってくるような情熱があたかも涸渇してしまったかのように思われて、その影響で自分に対して自信がなくなってしまったりもしてしまいます。


 しかし、いつも感じるのですが、たいていは一時的な現象なのですね。
 おそらく、ストレスや疲労の積み重ねが原因なのでしょう。

 なので、何にもやる気が起こらない日には、ぼくはムリをせず、感覚に素直になって、ゆっくり過ごすようにします。仕事の日はそういうわけにもいきませんけど、休みの日はできるだけゆっくりして、体という器の中にエナジーを貯めようと思って過ごすのです。

 こういう気分になるのは、ぼくの場合は土曜日が多いです。仕事をしていると、アドレナリンが出ているので、疲れを感じないのだと思いますが、その負債が土曜日に一気に出てしまうんでしょうね。


 せっかくの休みなので、何が自分のことをしたいな、と思うのですが、何にもしたくならない日、何にもできない日、というのはやはり訪れて来るのです。

 ぼくの経験上、ムリせずゆっくりしていれば、だんだんと自分の中に英気が養われてくるのがわかります。何にもしたくなかったのが、いつの間にか、何かをやりたくなってくるんですね、不思議なもので。

 何にもしたくないときには、気分もマイナスになってしまいがち。でも、ゆっくりとエナジーを貯めていけば、やがて前向きな気持ちに変わってきます。

 ゆっくりと、何もせずに過ごすというのは、忙しい現代人にとっては意外と難しいことかもしれません。でも、ゆっくりと過ごすことは、自分へのいたわりであるだけではなく、きっと自分への投資として、いずれ自分にかえってくるものだと思います。

読んでいただいて、とてもうれしいです!