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ゲイシャ体験セミナー 精製による味の違い

世界でも珍しいGesha種専門店のゲシャリー

今回は【ゲイシャ体験セミナー “精製による味の違い”】に参加しました

場所はミッドタウン日比谷近くの店舗

ちなみにGesha種とはコーヒー発祥の地と言われるエチオピアのGesha地区に自生していた品種。栽培が難しいのでエチオピアではあまり注目をされなかった品種が
コスタリカ、パナマと渡り、パナマの農園で栽培に成功しパナマで開催された国際品評会のオークションで高値が付き、世界的に注目されたものです。

そして会場のゲシャリーはそのGesha種だけを取り扱う店です。またコスタリカには自社農園も所有しています。

講師はバリスタトレーナーの阪本義治さん

坂本さんはバリスタの世界チャンピオン、日本チャンピオンのトレーナーを務める。スペシャリティコーヒー業界での実力者です。

最高級のGesha種と阪本さん すごい組み合わせです

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 1. パナマ/グアテマラ 精製違い飲み比べ

コーヒーはコーヒーチェリーと呼ばれるフルーツの種子です。

収穫後コーヒー豆の状態にするためにいくつかのステップが必要です

【精製】コーヒーチェリーの皮と果肉の除去し乾燥させたものがコーヒー豆です

その過程で代表的な方法がウォッシュドとナチュラル(別名:アンウォッシュド)

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なぜいろいろな方法があるのか?
・その国、その土地の気候や風土・伝来による
・味作り
・際立つ個性と付加価値

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そして昔からの方法に加えて近年新しい発酵方法が注目を集めています。もともとはワインで使われていた手法。チョコレートの原材料のカカオでも同様な方法がとられています。

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これは発酵タンク、この中にコーヒーチェリーをいれて微生物の力でより個性的な味わいを作り出します

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お待ちかねの飲み比べです

4種類の精製方法

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ウォッシュドは水洗いをしているのでスッキリとした飲み味です。ナチュラルはフルー感の強い味、ブラックハニーはその中間。

スペシャルはアナエロビック精製、フルーツ感がより強く感じられます。また微生物による発酵なのでアルコールっぽい風味があり独特です

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 2. コスタリカ自社農園 精製違い飲み比べ

個人的にはこちらがメインイベント

単一農園の精製違いの飲み比べ、しかもGesha種

ゲシャリーコーヒーの自社農園だからできることです。

楽しみな飲み比べ

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精選方法だけの違いの飲み比べ

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コスタリカの自社農園。COE(Cup of Excellence)でも1位をとる実力をもつ農園です。

ちなみにこの農園の豆がゲシャリーコーヒーのスタンダート豆です

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特にスペシャル(アナエロビック)は強烈な味です。

個性が強くて1杯丸々飲むのはキツイコーヒーです。

時々楽しむには素晴らしいコーヒーです

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贅沢なお土産

贅沢な講師、飲み比べ。そして最後はドリップバッグ3種セットです

もちろんすべてGesha種

しかも講師の阪本さんも開発に関わった店オリジナルのコーヒーマシン。
このマシンのグラインダーは豆に付着しているチャフを飛ばす機能があり、そのグラインダーを使った豆が使われています。

#飲むのが楽しみなドリップバッグです

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素晴らしい会を開催してくれたゲシャリーコーヒーの皆さん、講師の坂本さんありがとうございました。


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