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rootC (AIカフェロボット)2ndバージョン

昨年春の丸の内で実証実験を行っていたサービス。最近設置台数が増えてきているので改めて行ってみました。

rootCの実証実験の様子はこちらを読んでください

今回行ったのは有楽町駅前の阪急メンズ館7F

■2ndバージョン

・見た目で一番違うのがデザインが洗練されてすこし小さくなっていること
・そしてサブスクリプションサービス開始
  1980円/月 8杯
  7980円/月 無制限
・コーヒーがスペシャリティコーヒーに変わりメニューが増えていること

本体上部にはカメラが設置されています。購買情報をモニターしているのでしょう。性別、年齢な実際に購入しない潜在顧客のリサーチ

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■アプリからオーダー

選べるコーヒーは

・エチオピア アリーチャ
・コスタリカ メサ
・ホンジュラス モンテシージョス
・グアテマラ サンタクルス
・インドネシア スマトラタイガー
etc

コーヒーを選んで、受け取り時間を指定してオーダー完了です

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■抽出開始

注文すると画面には「コーヒー淹れています」のメッセージ

そして受け取り時間から10分すぎると安全のため受け取りができなくなっています。

今回は前回の実証実験中のポイントがあって割引が適応されたようです

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別画面。可愛いですね

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■抽出終了

終了するとアプリにこのメッセージが表示されます。

オーダーしてから3分弱で抽出完了しています。その場でオーダーするとすこし待つ感じですが、事前オーダーであれば気にならないです。

たとえばビルの入ってオーダーすれば問題なしです

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■受け取り

受け取りを押すと、画面が切り替わってロッカー番号が表示されます

ロッカーを開けるを指定して受け取ります

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ロッカーの蓋を手動で開けてコーヒーを受け取ります

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このユニットの受け取り口は20個

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ミルク、砂糖、蓋などを取ります

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■メンテナンス

ユニットを見ると給水設備が見つからないのでタンク式かもしれません。
定期的に水とコーヒーカスなどのメンテナンスをしているのでしょう。

タンク式にすることでいろいろな場所に設置できます。

イベント会場にも短期的に設置できるかのしれません。

ちなみに同日、新橋駅ではホットがオーダーできなくなっていました。多分水切れなんでしょう

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デザインが変わってこのような場所に設置しても違和感がすくなくなっています。

ちなみに手前はミッドセンチュリー家具のお店でした

後、これはrootCではなく、この場所にデパートがOKしたということは館内をコーヒー持って歩いても問題ないと言うことですね。

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このサービスで注目するのは飲食店営業の無人店舗に関する実証実験(厚生労働省、経済産業省)を始めたこと。

飲食店営業のためにはいろいろな規制がありますが、遠隔地からでも運用情報や定期的なメンテナンスを実施することで設置場所のバリエーションを増やすことができます。

先日JR東日本が東京駅と横浜駅でシンガポール発のロボカフェの実験をはじめましたが、あのユニットはこれより大きい。このシステムの方がコンパクトで良さそうです。


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