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日光ライフ

太陽光照射時間とお肌のお話。

ビタミンDの不足からくる骨粗しょう症を予防するには、体内においてビタミンDの生成を促す紫外線が必要です。それだけでなく、免疫、ホルモン、自律神経が本来もっている力を正常かつ活発に発揮するためには、紫外線を含む太陽光が不可欠です。日照時間の短い国の自殺率が高いのは有名な話。ガンや認知症との関係も指摘されています。私たち人間が健康に生きていくために太陽光線は無くてはならないものなのです。

しかし「シミになるから嫌」という理由で、紫外線を親の仇のように考えている人もいます。紫外線を極端に避けると新陳代謝がわるくなって、ホルモンの分泌に悪影響を及ばします。コラーゲン等の生成も不活発になり、見た目も不健康そう(というか不健康)になります。「美白」といいますが、単に白いだけでは美白ではありません。

一体どれくらいの紫外線を浴びればいいのかといえば、一般的に1日に20~30分で十分と言われます。全身の肌の40%の照射が可能であれば10分でよいとの話もあります。

※UV加工がしてあるガラス越しの場合その限りではなく、国や県、地域によっても違います。同じ季節の同じ時間帯であっても、沖縄と北海道では紫外線量にはおおよそ3倍の差があり、都会と田舎でも同じではありません。

それでもシミが心配なのであれば、顔や手などは紫外線が当たらないようにして、他の部分に浴びるようにすればいいでしょう。手のひらや足の裏はメラニン色素がとても少ないために、紫外線が当たっても日焼けしないので、おススメといえばおススメです。

つまり、靴下を脱ぎ、隠すべきところは隠して、うつ伏せになって、手のひらを上に向ける体勢がいいということになります。しかし、これを毎日20分できる人はあまりいないと思います。そう考えると一日20分というのは意外と難しいかもしれません。

読んでくれてありがとうございます。

人間はもぐらではないので日の光は絶対に必要です。自分なりの方法を見つけて、日光と楽しくお付き合いしてください。

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