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夕張モデル

 財政破綻してしまった夕張市、高齢化率45.6%は日本一です。ちなみに日本全体の高齢化率は25%。

財政破綻によって、市内に171あった病床数は19に、CTやMRIは0台になりました。

救急病院もなくなり、救急車によって運ばれる時間は30分だったのが、約倍の67分に。

医療体制が悪化の一途を辿る夕張市で起きたことは・・・。

夕張市で起きたことは、お年寄りがとても元気になった。

自分の健康は自分で守らなければならない、という意識がこれまでよりも、はるかに強いものになり、救急車の出動回数は年間913回から473回に、一人当たりの医療費は83万円から73万円になりました。

この話は、50兆円の日本の医療費を減らすカギになると、夕張モデルとして注目されています。
 
だからといって、病床数を減らしたり、CTやMRIを無くしたりすることができるかといえばできません。やろうと思えばできなくはないでしょうけど、やらない。

夕張市民になったつもりで、ことに取り組めればいいのですが、なかなかむずかしい。お尻に火がついたつもりにはなれない。本当は、まだ火はついていないことを自分は知っているから。

がしかし、具合が悪くなってから病院で手当てをしてもらうよりも、病気にならないほうが楽しいし、毎日の生活が充実するはずです。

受ける必要のない診察を、飲む必要のない薬を、病院に行くという趣味を止めて、もっと、もっと、楽しいことをやりましょう。

積極的予防に努める。病気になってから治療をするのではなく、早めに手を打つ。夏休みの宿題も、早めにやってしまったほうが、残りの夏休みが楽しい。

読んでくれてありがとうございます。

高齢者が元気になれば、若い人も元気になります。



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