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穴埋め。

どうも、スエヒロです。
ご無沙汰しています。久々の更新です。

去年で30歳になった。
東京に上京して12年が経った。
大学に入学してからは今年で10年だ。(卒業してから○年じゃないのはなぜかは、お察しいただこう)

このくらいの年齢になると、10年、5年ぶりのスパンで連絡を取り合う友人も出てくる。
FacebookやLINEというプラットフォームのなせる業だろう。
距離を置きたい人間関係とつながらざるを得なくなって余計だなあ、と思うこともあれば、久々の便りに心躍ることもある。

10年ぶりに連絡が取れた友人がいる。
友人とは言うが内心、心良く思っている相手ではなかった。
特にトラブルがあったわけでもないが、なんとなく合わないと思い距離を置いていた。

10年前同じタイミングで大学に入った友人は、昨年結婚して、子どもができていた。
職場は自分の生活圏内に移っていた。接客業だという。
心良く思っていなかったとはいえそれも10年前。今は正直なんとも思っていない。
10年経ったら人はどう変わるかという好奇心が湧いた。
まだ緊急事態宣言が再発令される前、仕事を早々に切り上げて勤め先に顔を出してみた。

見た目は、、、あまり変わっていなかった。
少し話すとすぐに「ああ、こういう人だったな」と思い出した。当時の記憶が蘇る。
もう少し話すと、「ああ、この人も変わってきたのだな」と気付いた。
10年前はお互い話す時ではなかったのだろうし、この10年間で自分も友人もガラリと変化してきたのだろう。
なかなか話が噛み合わない相手だなあ、と当時は思っていたが今は年齢なりの配慮もあるだろうが、その変化を楽しめた。
10年間という大きな穴はすぐに埋まった。その穴があったからこそ、楽しめた時間だったと思う。

疎遠になった人がいるのも悪くない。
いつかの未来に楽しみを先送りしていると考えれば、その時のため今の自分の時間を遠慮なく過ごしていいように思えた。

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久々にnoteを更新する。
純喫茶ポルコメンバーのナカゴミと「そろそろ何かやりたいね」と話したのがきっかけで、再始動することにした。
とはいえリハビリも必要なので、軽いものを書くことにした。
お題は「巨大穴」。お題を決めた翌日に即後悔したが、なんとか振り絞ってみた。

というわけで、これから不定期ながら更新を再開する。
よろしくどうぞ。

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