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Stevie Nicksに魅了されて。

みなさんこんにちは。お元気でしょうか?
緊急事態宣言が全国で解除されてから一週間あまりが経ちます。
昨日、近所のレコード屋さんが営業再開しているとのことで、早速挨拶がてら行ってまいりました。(店内は入念なコロナ対策がなされていました。)
今回は、その日出会った一枚のとあるレコード。
そう、「Rumours」について綴っていきたいと思う。
レビューではなく、個人的な話であること、どうかご了承下さい。

Rumours 
FleetWood Mac
1977 Warner Bros. Records Inc.
Printed in Japan

Fleetwood Macの代表作と言ってもよいかもしれない。
代表作ではなくとも、本アルバムはビルボードチャート31週連続一位を記録した超絶ヒット作である。前作(FleetWood Mac)に続く大当たりで、彼らは一躍ロック界の頂点へ。
このアルバムはメンバーそれぞれが人間関係を巡る葛藤を抱えながら製作したものである。というのも、(驚くべきことに)当時グループは二組のカップルによって構成されていたのだが、大ヒットを皮切りに二組の関係に亀裂が生じ破局の道へまっしぐら、「Rumours」はそんな悪夢の状況下で製作されたアルバムなのである。
軽快さ、冷静さ、溢れんばかりの熱、そのすべてが曲調やら歌詞に詰まった作品。

彼らとの出会いは大学二年の秋だった。当時、ルームメイトであり兄貴的な存在でもあるAと山登りに熱中しており、二週間に一度くらいのペースで登っていた。ただ、山登りと言ってもたかが知れてる。近場の山を登っていたに過ぎない。せっかく山の話が出たのでもう少し書いておこう。俺は四方八方山だらけの地で育ち、またボーイスカウトに長く入っていたので、まあ一般人よりかは登山を経験している。
(一般人という漠然とした言葉を使って申し訳ない)
そんな僕からのアドバイス。
富士山は遠くから眺めるもの。
そして標高が低い山ほどキツイ  以上。
脱線にもほどがある。なんでイギリスロックバンドの話から山の話になってしまうんだ。

どこの山を登った帰りだったかは定かではないが、その帰り道に車でかかっていたのが、「Dreams」という本アルバム中の一曲。もう無茶苦茶良い。
山沿いの国道を走っていた時だったか、陽は完全に落ち、あたりは真っ暗だが、行き交う車のヘッドライトがまわりを照らし良い味を出している。その状況でStevie Nicks(ボーカル)の艶のある歌声を聴いてしまったら、その先にあるのは自宅なんかではない、恍惚の境地である。本当に衝撃的だった。今でも鮮明に覚えている。
また、彼女の妖艶な姿には、瞬く間に心を奪われる。男性陣、いや性別関係なく、YouTubeに公式動画が載っているので是非観て頂きたい。
https://youtu.be/Y3ywicffOj4

ってスティーヴィー二ックスの紹介になってしまった。

https://music.apple.com/jp/album/rumours/594061854

先日手に入れた三枚のレコードすべてを一度にレビューしようと思ったが、あまりにも長くなってしまうので、他の二枚は後日。
Billy Joelに俺の大好きなBill Withersが待ち構えている。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
ではまた。


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