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渋柿が甘い柿になるメカニズム

柿の美味しい季節だ。

しかし、世の中には「渋柿」という甘くない渋い柿が存在する。
都市生活者にとっては
日常出会うことはなかなか難しい。
スーパーに並んでいる柿は全て甘い柿だからだ。

しかし、ちょっと郊外に足を伸ばせば、
そのへんの民家の軒先にいくらでもなっている。
見分け方としては、たくさん実っているのに
鳥にやられていないものは渋柿である可能性が高い。
私も子供の頃に何度か食べたことがある。
これが本当に渋い。
見た目からは想像がつかない渋さだ。
とても食べられた代物ではない。
しかし、渋柿は、干し柿にすると、甘い柿へと変化する。
この変化のメカニズムについて今日は解説しよう。

実は、渋柿が甘柿に変化するのは
3種の菌が関わっているのをご存知だろうか。

モッ菌とフッ菌とヤッ菌である。

これら菌は、若い発生段階においては
隊列を成して、
NAINAI16という化学物質を生み出し、
渋みに作用する

やがて3種の菌は隊列をを終え、
それぞれの独自の酵素を発して活動をする。

モッ菌はキリン菌のヤヤコ株と交配し、
アスペルギルス・ユーヤーウチダーと相関し
ロケンロールの影響が間接的に渋みに作用する。

フッ菌は一見地味な菌だが
つちや菌と交配しているにもかかわらず
別のさまざまな菌とも醸すことがわかっており、
現在は交配をストップさせている。

ヤッ菌は司会やドラマなどマルチに活躍し、
渋柿に甘味と華やかさを与える作用をし、
3種の菌のなかではセカンドライフとしては拮抗作用が働き、一番成功している菌だ。
ハワイにも菌株の寝床を有している。

以上の3種の菌が中年期を迎えることで
ジャニーズ期の尖った渋さは和らぎ、
甘く熟成された甘柿になっていく。

以上のように、
渋柿というのは非常に複雑な経路を辿るのだ。
ご理解いただけただろうか。
この経路は恐らく30代後半以降の日本人には
分かっていただける内容ではないかと思う。 

それにしても、
思考が30年前でストップしている私は
この先同世代の人としか生きていけないんじゃないかと心配している。
最近はテレビを見ても知らない芸能人ばかりだ。

20代30代と仲良くなるにはどうしたらいいのだろうか、だれか教えて欲しい。
頑張ってTikTokは時々チェックしているし、
パーカーなどカジュアルな姿で過ごしている。
お酒を飲んでも絡んだり武勇伝を語ったりしない。
どうぞよろしくお願いいたします。


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