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原動力は自分でしかない。
こんにちは、岩内町地域おこし協力隊の大なぎです。
先日思いもよらぬ4月半ばの雪と寒気にギョッとしました。
(これをなごり雪というんですね。)
今日は地域おこし協力隊の活動をする上で、軸、ベースとなるものについてお話しようと思います。
求められていないことへのコミットとは?
地域おこし協力隊は何かに困っている町に対して、何かをしてあげるというスタンスで活動するようなものだと認識されています。(地域おこし協力隊の仕事に関しては、以下の投稿をご覧いただけると嬉しいです)
しかし、町のために何かしてあげる協力隊、というのはあくまでも建前で、町は「国からのお金で(人件費をかけずに)人を増やせる」という認識で人を雇うのです。
そのためにわざわざ「やってほしいこと」を作り上げ、募集をかけているという構造。(もちろんそうでない自治体もありますが…)
つまり町(民)が何も求めていないということもあり得ます。そして以下のようなことが起こります。
自分:「何かをしてあげたい(そのために地域おこし協力隊になってこの町に来た)」
町:「別に何も困ってないヨ」
自分:「いや、助けに来たんですよ!なんか問題ないんですか?」
町(民):「君たちに解決できることはないヨ」
自分:「そうですか。(私は何のためにこの町に来たんだ、、、)」
求められていないものに対して、何かを生み出そうとすることほどムダになるものはないでしょう。なかなかの不毛さだといえます。
モチベーションを維持するための熱意は自分自身
よく起業家さんなどの話を聞くと、「時代を読んで需要にあったサービスを考えるのも大事だが、最後に大事になるのは熱意だ」ということを耳にします。
それを地域おこし協力隊の活動に当てはめて考えると、町からの要望ではなく、
「町への熱意」「やりたいことへの熱意」が大切になってくるということ。
自分がそのコトに対する熱意がなければ、1人で始めることも、悩むことも、続けることもすごくつらくてしんどい。
初めは、お金が稼げそう、とか、人に頼まれたから、とか、手伝ってくれるっていう人がいる、とかでスタートは切れるかもしれません。
しかしそれも束の間、人はどんな時も飽きるし、自分の人生が1番大事。
そんな時に頼れるのは「自分の熱意」なんだと思います。
自分の行動の原動力となるのは「自分の熱意」
だったら「やりたいことやっちゃおう」
(初挑戦のお抹茶点て)
「人に頼まれたから」とか「誰か助けてくれないかなー」とか他人頼みにするのは、モチベーションが続かないのです。
自分を信じて「やりたいこと」を突き詰めて、メラメラと熱意を育てて、「自分1人になってもやり続ける!」という意志を持つことが一番の原動力になると思います。
そうしたら、誰かのせいにすることもないですし、学びたいなら自然と学ぶ姿勢にもなるし、オーバーワークも苦にはならないのではないかと思います。
(依然として好きなこと・やりたいことでもオーバーワークは禁物ですが)
好きこそものの上手なれ、ですね。
番外編:1人で突っ走っていてつらいとき
自分のやりたいことをやっていて、頑張り続けていても、つらいときってありますよね。そのときにも、実は「言動力は自分自身」です。
誰に頼っているわけでもなければ、誰かに怒られるわけでもないので、
「自分に正直にやめてしまえばいい」のです。
結局のところ、自分の心だけが物差しになっているので、やるもやらないも自分自身なんだと思います。
ということで私も無理せずに、自分のやりたいことを自分の心にそってやっていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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