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居心地のよい場所

ふと振り返ると、ひとつひとつ手探りながら、
大まかにだけど、だいたいみんな同じ方向性で進んできた。
そんな印象を残したカフェのコロナ禍でした。

まだ、”終わり”だとか”出口”だとかは言えないけれど、そろそろ枝分かれの道にたっているような。
それは、それぞれのしたいこと、向かいたい道への枝分かれ。


カフェシュヌルバルツは、もっと居たいと思うような場所を目指したいな、と。
席の間隔があり、安心して過ごせて
そして読書ができる居心地が良い空間。

”居心地が良い”と感じるのは何か。
それは人それぞれで、賑やかさを好む人もいるだろうし静けさを好む人もいる。
どちらにしても、それは同じ感覚の人が同じ場所を共有しているということにあるのでは?
逆に賑やかさを好む人と静けさを好む人が一緒になった場合ストレスが生まれるのでは?
という考えにたどりつきました。

だから、「そっと過ごすこと」と言葉にすることで、少し整えることで、同じ感覚の人が集まりやすくなり、それが居心地の良さに繋がるのではないか、と。

というわけで、どうしようか、こうしようか、と思案した結果。
カフェシュヌルバルツは、そっと過ごせる「2名まで。会話はヒソヒソ声で。」を今後も続けていきます。もうこの形のカフェとして定着するのも良いかな。それが居心地の良さに繋がることのひとつなら。
緩和もすすんで複数名で会話が楽しめる日常が戻りつつある中で、逆を行くような感じもしますが、そんな場所があってもいいんじゃないかな、と。

Time or Order も継続です。
このおかげで忙しく感じる来店数のときも座席間にゆとりをもたせて回転し、そのなかでゆっくりしたい方は気兼ねなく過ごせていると感じる日々です。


試行錯誤をしながらゆく道。
今後も変わらぬご愛顧をいただけましたら。そして
はじめてカフェシュヌルバルツに訪れた方の心地よい場所になれますように。
どうぞよろしくお願いいたします。

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