「旅する」の概念
最近youtubeを始めた。「旅する将太郎」というチャンネルだ。
今は運よく、北海道の旅動画をアップしているけれど正直そんなに旅に出かけられる時間が今の所ない。夜勤の仕事をしているから昼間は眠っているし日々の日常が少し撮れるだけだ。
でも今日ブックカフェに行く途中、車の中でこう思った。
「旅する」ってどこからが旅で、どこからが旅じゃなくなるのだろうか。
旅はどこかに行くことかもしれないけど、それだけじゃない。
知らないところに行くのも、いつもの毎日を送ることも、友人とご飯を食べることも、毎日生きていくことこそが旅そのものではないだろうか。
そう考えられたのは、石川直樹さんの本を読んだからで、石川さんも本の中で旅について書かれていて、海外に行って旅をするだけが旅ではない。のようなことを書かれていた。正確には覚えていないけど、僕はそう解釈した。
僕は旅が好きだ。それはこれからも変わることはないと思う。でも旅の概念が少し僕の中で変わった気がした。こうしてブックカフェでnoteを書いている時間も、お金を貯めるために働く時間も、何もやる気が起こらずただぼーっと過ごしてしまう日も。全てが僕の人生という「旅」になるんだ。
だからというわけではないけれど、youtube「旅する将太郎」のチャンネルは僕の人生そのものを撮りたい。もちろん海外に行けばそれなりに旅動画が出来上がるけど、早くてもあと2ヶ月後になる。それまではもしかしたら遠出は一度もないかもしれない。
でも僕が日々どんな過ごし方をして、どう感じて、どう考えているのか。
どんな生活をしてどんなお金の使い方をしているのか。
親友と、友人と、どんな関係なのか。
それら全てが僕の「旅する」ということであって、それをみてくれる方に伝えていこうと思う。今もこうしてnoteを書きながら、自分にカメラを向けタイムラプスで動画を撮っています。これが今の僕の旅の最中だから。
どうかこれからも「旅する将太郎」を楽しみにしてください。
僕の選択した人生を1つずつ丁寧に伝えていけたらと思います。ではまたね。