2023.12.05 道具の重要性

 今日も今日とて、朝はドリップコーヒーを淹れることから始まりました。レシピは変更なしお湯の温度は91℃でした。さくじつからケトルからそのままお湯を落とすのではなく、Drip Potにて落とすようにしました。昨日も書いたことですが、それでかなり風味、味わいが変わりました。それはもうはっきりわかるくらいに。もうなんとなく変わったなとかじゃなくて、本当に同じ豆?ってくらいに。

 この経験から感じたことは2つ。1つ目それは「自分が豆のポテンシャルを殺してしまっていた」という事実。今まで、自分の中では丁寧にお湯を落とし、できる限り丁寧にドリップをしていたつもりでいました。無論、自分の技術が足りてないことなんてわかってましたが、できる限り丁寧に。しかしやっぱり実力不足かつ経験不足。自分のドリップはお湯を狙った位置に落とせていない上に、お湯を落と速度が速すぎた(一度に入れるお湯が多すぎて粉が荒れてしまったのではないか。)わけですよ。別に今まで自分が入れていたコーヒーが美味しくなかったわけではないのだけれど。それはそれなりに美味しかったけれど、昨日今日と飲んだコーヒーはそれとは日にならないくらいに美味しかった。今思うとあれはダメなコーヒーだったと思うくらいに。自分の技術不足がここまではっきりわかるように出たのは、結構かなりショックだったけど。それをしっかり受け止めた上で励んでいこうと思います。

 そして2つ目は「道具の重要性」僕はなんでも形から入るタイプの人で。今まででいうと初めてギターを始める時も、スノボの道具を揃える時も、料理に熱心に取り組もうと決めた時も。とにかく道具を一丁前に揃えるタイプでした。それを見た先輩とか周りに、「最初からそんな良い道具じゃなくても」と言われたことは数知れず。(特にスノボは言われたな。先輩よりも良いものばかり揃えたから、なんなら先輩不機嫌やったし)でもそれは自分の中ではなんとなく決めていることで。形から入るってやっぱり大事じゃないですか。モチベーションにもなるし、それ以下の道具を知らないってのはマイナス面もあるかも知れませんが、それでも僕はプラス要素の方が多いと思ってて。今回はそれを痛感しました。コーヒーの道具に関してもとにかくしっかりした良い道具を揃えよう論で、片っ端から揃えました。(なんなら今もまだ揃ってなくて欲しいものはたくさん)その道具たちは僕の技術不足や経験不足を補ってくれるだけの道具で。道具の良さが自分の不足を補ってくれる。そしていずれはその道具に見合うだけの技術を僕だ身につけることで、今以上に豆の持つポテンシャルを発揮することができるようになる。っていう未来が待ってるわけで。だから僕は声を大にして言いたい。とりあえず初めてだから、そんな良い道具じゃなくても良いじゃん。じゃなくて、最初からしっかり良い道具を使ってください。絶対その方がいいに決まってる。そりゃさ、ちょっとお金はかかりますよ。そんで持って、買ったはいいけど続かなかったらもったいないしな。って気持ちもわからないわけではないけれど。逆に言ったら、その瞬間にしかそのことには取り組まないかも知れないわけでしょう。だったら自分が準備できる環境・道具の最大限レベルでそのことに挑戦した方がいいに決まってるやないですか。まぁこれは僕個人の考え方なんで異論反論は認めます。そう考えない人の方が多数派だってこともなんとなく理解しています。でも僕はこれから先も何に挑戦するにしてもやっぱりこの考え方は曲げられないなって思います。(まぁお金がかかって仕方ないんですけどね。)コーヒーに関わる道具もまだまだ買い足したいな。特にドリッパーはもう選択肢ほぼ無限大ですから。あとはやっぱりコーヒーマグですよね。いつも同じマグじゃなくて、今日はこれの気分やな的な感じで選べた方がおしゃれじゃないですか笑。その辺はゆっくりと買い集めていこうかなって思います。また、自分のおすすめマグとかInstagramで紹介でもしてみようかな。

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