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【鎌倉diary #25】北鎌ハイク


2022年9月3日、土曜日。晴れ。

だんだん秋らしいカラッとした気候になってきた。秋晴れの日ってなんでこんなに清々しい気持ちになるんだろう。1年間でも数少ないこの心地いいお天気の日には、家にいたら何かを失ってしまいそうな気持ちになって居たたまれず、外へ飛び出した。

よし、北鎌倉へハイキングに行こう⛰

きっかけはある本だった

普段登山なんてしない私が興味を持ったのは、本屋で見かけて即購入した、『湘南ハイク』がきっかけ。

海も山もある鎌倉。夏はどうしても海へ行きがちだったけど、海とは逆方面へ目を向けてみると緑がいっぱい。しかも、初心者でも登りやすい低山が多い。

その本には、登山コースが詳細に書かれていて、さらに登山後に立ち寄りたい美味しいお店まで紹介してくれている。食いしん坊の私は、山というより登山後に食べる美味しい食べ物に惹かれていた部分もあるかもしれない。(笑)

とまあ、そんなことで登山へ行ってみることにした。でも、油断は禁物。意外と急斜面も多く、軽装備で行くと歩きづらいし、道が入り組んでいるところもあるので、遭難しないよう細心の注意を払う必要がある。心配性の私は、周りのハイカーの方々へついていきながら、登ってみることにした。

まずはカフェイン

何をするにもまずはコーヒーがないと始まらない私。登山前のエネルギーチャージに、お気に入りのカフェの北鎌倉VERVE COFFEEさんへ。

朝早かったので、人が少なくて静かな店内。アイスカフェラテをテイクアウトして、いざハイキングへ!

始まりは鎌倉五山、浄智寺から

VERVEさん出て少し南へ進むと、七福神の看板が。ここを右へ曲がる。

歩いて行くと、浄智寺が見えてくる。まだ開門されてない模様…。朝時間が活発な鎌倉だけど、神社仏閣は意外と開門が遅めだったりする。残念だけど、また今度お昼に来てみよう。

早朝のため閉門

ちなみに、浄智寺は鎌倉五山の第四位として有名。五山とは、中国の制度にならって始められた寺の格式の制度。「鎌倉五山」は建長、円覚、寿福、浄智、浄妙寺の五カ寺でいずれも禅寺、臨済宗のお寺です。

ここで浄智寺の歴史も少し。

浄智寺は、鎌倉幕府第5代執権北条時頼の三男である北条宗政が亡くなった折、その菩提を弔うために1281年頃に創建されました。
浄智寺ホームページ


浄智寺の脇を通り過ぎて緑いっぱいの階段を登っていく。

本格的な山道になってきた。所々で急斜面も。

30分ほど登った先に、ようやく見晴らしのいい場所に到着。いい眺め〜!

葛原岡神社

もう少し先へ行くと、葛原岡神社に到着。

立派な石畳。

︎ここで葛原岡神社の歴史について。

葛原岡神社は後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基卿をお祀りする神社です。
葛原岡神社

二度の鎌倉幕府の討幕を計画した日野俊基。最後は、計画の中心人物として、この葛原岡で悲劇のご最期を迎えられた。

しかし、明治維新の先駆けとして活躍した日野俊基をたたえて、この神社が建立され、また彼は学問に優れていたため、ここは学問の神様としても有名なんだそう。

最終目的地、源氏山公園

さて、今日の最終目的地、源氏山公園に到着!低山とはいえ、登り切れて達成感でいっぱい☺️✨

頼朝像に向かうまでにある化粧坂。なぜ"化粧坂"というのか?と思って調べてみると、ゾッとするような歴史が…。

ようやく頼朝様とご対面!ここの公園は、頼朝の鎌倉入り800年を記念してつくられた。

この後は涼しい風を感じながらゆっくり下山しました⛰これにて本日のハイキングおしまい!今回のコースはこんな感じでした。

低山とはいえ、翌日はしっかり筋肉痛がやってきた。登山って普段使わない筋肉を使うよね。

これからの季節、ますますハイキングが楽しくなりそうな予感。『湘南ハイク』にもワクワクするような登山コースがたくさん載っていたし、これを機に色々な山に挑戦してみたい。


それではまた!

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