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Electronic Drums ATV EXS-5

1. 一番最初の記事が電子ドラム?

ドラマーだったら、マイスネアやシンバルから記事を書いていきそうだが、なぜ電子ドラムの記事から書いたのか。

保持している楽器類を書き出してみて、ぼーっと眺めていると、一番触れている時間が長いのは電子ドラムだった。
(スネアやシンバルはスタジオやライブに持ち出すときに使うくらいで、気に入ってはいるけど実は愛着がそこまでない。ごめんなさい。)

2. 過去使ってきた電子ドラムとATV

これまでヤマハのDTX(10万円強のシリーズ)やローランドのv-drum(TD-9)を使ってきたが、2021年現在では売ってしまった。
(生ドラムやリズムトラベラーをミュートして使っている時期もあった)

理由は、本物のドラムを叩いている感触と差(差があるのは当然)に、ストレスを感じて練習のモチベーションが上がらなかったからだ。
具体的には、リムショットの反応だったり、意図しない音が鳴ってしまったりと、録音やYouTube動画を作っている中でも、もう少し何とかならないのかと感じていたもやもやが積み重なってきた。

使い慣れたv-drumの上位機種を買うか検討していたところ、Webサイトで「ATV」というメーカーを知り、投稿されている動画や評価ブログをひたすら漁ったところ、自分の電子ドラムに関する違和感が解消できそうだったので、購入に至った。

3. 気に入っているところ

... これまで抱えていた課題の解消

(1) ストロークの反応がこれまでのドラムと比べてキビキビ

(2) 気になっていた意図していない発音・誤反応がない
1曲を通してほぼイメージした通りに音が鳴る。

(3) ハイハットがトップ・ボトムと2枚
オープンクローズの練習も本物と差を感じずに練習できる。(本物と違って、変なシビアさは感じるが、逆に開閉のタイミングは練習になる気がする/機械なので、融通がきかないというか…)

(4) シンバルやパッドのサイズが生ドラムと近い
コンパクトさも大事だが、私が大事にしているのは、スタジオに行った時にも自宅で練習している動きをあまり変えずに演奏できる事。
(スネアが13インチ、クラッシュも14インチなので、1インチから2インチ程度の差)
... 買った後に良かったと感じ始めた点

(1) パッド毎に音色を変えたり細かな設定ができない
できないという制限があるため、演奏すること自体に集中できている。(設定を追いかけだすと沼にハマる。)
ATVのサイトからセット単位で音色のダウンロードできるので、曲に合わせて好きなセットを選んで使うことができる。

(2) 音がとても素敵
実際にスタジオでレコーディングされた音らしい。特にシンバルのサステインがとても自然。

4. スタジオでGAPの確認

実際に叩いている最中はほぼ違和感は感じなかった。
唯一違うな、と思ったのは、自分でモニターしている音。

スタジオではマイクを立てて演奏していたわけではないので、すべての音が混ざって聞こえる。一方、電子ドラムは各パッドの音が分離して聞こえるので、とても聴き取りやすい。私はここにストレスは感じないのでそういうもんだと割り切りたいと思う。

5. 最後に

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
電子ドラムに求めるものがクリアになっている方、記事が何かしらの参考になれば幸いです。
(ATV EXS-5 公式サイトはこちら)

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