徒然暇

暇だから忘れないように綴る日々のこと。

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最近の記事

”花束みたいな恋をした”への私見②

観賞から2週間足らず、遅くなったが②。 ①サブカルとは "サブカル好き"でありたいのか”サブカル”が好きなのか この映画では至る所にサブカルチャー的な単語が散りばめられている。序盤から音楽、本、自主制作の映画、お店、場所など固有名詞も用いつつ”サブカルカップル”をしっかりと作り上げていく。ただ序盤で出てきた別のペアに対して「ショーシャンクの空に」が好きなことに対する浅はかさを指摘するところでふと思ったことがある。一体私(筆者)はサブカルが好きなのかサブカル好きの持つ雰囲

    • ”花束みたいな恋をした”への私見①

      昨日(2/10)見た。以下感想である。 ①ロケ地 ”京王線沿い、しかも調布かい。” 何を隠そう私は元調布民(正確には西調布)であり、麦と絹の終電後の甲州海道散歩や真夜中の調布パルコは私の大学生活そのものであった。酒を浴びるように飲み終電を逃し植木に吐瀉しつつつも5時間歩いた甲州街道、酒を浴びるように飲み騒いだパルコ前の交差点等、語れば語るほどこの美しい映画を汚していく。ただ、「若き頃の最高の記憶」という点では一卵性双生児ほどに双方合致している、うん。ただ本当に自身の思い

      • 旅の思い出 カンボジア編②

        PUB STREETに繰り出した、と言ったが適当に歩き回っただけでくたびれて早々と宿に戻った。ちなみに私が泊まった宿は "Travellerhome Angkor Guesthouse"である。 ゲストハウスと言いながら個室で一泊1300円程度で、マイルドバックパッカーを自負する私にはちょうど良い施設であった。まあまあおすすめ。 さて、そこでさっさと次の日の朝焼けアンコールワットトゥクトゥクを予約し、隣接するチープなbarでAngkor Beerを飲んだ。そりゃもちろん飲

        • 旅の思い出 カンボジア編①

          ー私はカンボジアに旅立っていたー 遅ばせながら書かせてもらう。昨年訪れた、カンボジア シェムリアップの話。 私は夏季休暇を利用してまだ見ぬ東南アジアの国を訪れたいと感じていた。ちなみにこれまで行った国はマレーシア、ミャンマー、ラオスである。(タイはあえて外しているが、それは割と行きやすいから、”あえて”である) さあ、値段、渡航時間を考えるとどこがBESTなのか。そう、それは熟考の上シェムリアップであった。 仕事が終わりバタバタと準備し、その日のうちに飛んだ。 そし

        ”花束みたいな恋をした”への私見②

          私の銭湯論

          今巷で話題なのが銭湯だ。 一昔前は ”お年寄のもの” として存在していた。 それが今では雑誌で特集されることも増えている。 おそらくテルマエロマエがブームを呼び起こしたのだろう。 私はお風呂が好きなので理解者が増えることを嬉しく思う。 ただ、その反面一点違和感を覚えることがある。それはわざわざ遠くまで銭湯に行くことである。 なぜ腑に落ちないのか。 私にとっての銭湯は生活の一部分であり、ぶらりと行ける場所にあることが必須条件だからだ。風呂に入り、少しのぼせたように

          私の銭湯論

          好きなもの ①めぞん一刻

          ミャンマー編から間が空いたけど、 ここからは「自分の好きなもの」を紹介していきたいのです。 今日紹介するのは   めぞん一刻    ※ちなみに私は現在25歳です。 なぜこれほどに面白いのか。 この漫画の最も好きな部分は、SNSのない世界での恋模様である。 連絡手段がないから会って直接伝えることが主流の時代。 電話はあれど固定電話で家でしか使えない不便な時代。 だからこそいいのだ。直接言うしかないじゃん。 うまく伝えられない五代くん。すぐに嫉妬して話を聞いてくれ

          好きなもの ①めぞん一刻

          旅の思い出 ミャンマー編⑧

          なんか少し間が空いたけど今回で最後となります。 最後はヤンゴンに戻ってまたプラプラした。 まあ、安いビールの飲み納めですよね。ミャンマービア、これは僕は好きでした。 暑い国でのビールはまあ最高なんだけど、安いなら尚良し。 金持ちかな俺。ああ、その通り。 いや普通にうまいわ、ミャンマーのビール。 日本は高い。 以上、これが最後のミャンマーだより。

          旅の思い出 ミャンマー編⑧

          旅の思い出 ミャンマー編⑥

          ここまでつらつらと書いてきた。瀧さんの逮捕もありつつね。 今日は転がらない岩について書いていくね。チャイティーヨーね。 ゴールデンロックだよ。 絶妙に転げ落ちないバランスらしい。おそらく嘘。だって野球部の時の同期で押せば絶対落ちるし。観光、金目的だろ。 この近くで魚料理が出されててすごく気持ち悪かった。 だってガタガタの山登ること1時間だよ。魚取れんだろ。 胡散臭いなあ。それよりもね、この近くにある集落がすごく楽しいのよ。 簡単な英語すら通じない。なんだこの感じ

          旅の思い出 ミャンマー編⑥

          旅の思い出 ミャンマー編⑥

          ああ、そろそろ終わりたい。いや、正直ここまで長くなると思ってなかった。 けどまあそれ、いい思い出だったってことじゃない?うん。 とりあえず今日はバガン編最終章。バガンってまじでパゴダだらけでそれしかないんじゃねとか思うかもしれないけど実はいろいろある。ゲストハウス(ピンサルパ)でフミヤさんがいろいろこんなのあるよってツアー的なの教えてくれる。純粋なので言われるがままにお金払って参加した。勧められたのは2種類でその両方参加したので紹介する。 まず一つ目にポッパ山に登るツア

          旅の思い出 ミャンマー編⑥

          旅の思い出 ミャンマー編⑤

          そろそろ書いてる方も飽きてくるが続けます。 まあヤンゴンを出たんですよ、バガンというところがいいとみんな言うから。 一応バックパッカーにとっては夜行バスがポピュラーな移動手段であるから使ってみた。 片道約11時間だった。噂では寒いなどと言われているが案外寝れた。ただファビュラスにふくよかな欧米のマダムが乗り込んできて、ちょうどタイヤのあたりで出っ張りのある席で狭すぎるとダダを散々こねて最終的に周りの客がお前小さいから替わってやれよと私に言ってくる始末。いや俺かよ、なんで

          旅の思い出 ミャンマー編⑤

          旅の思い出 ミャンマー編④

          前回、コアな情報をお届けするとして締めた。 有言実行で行きますね。 ミャンマーといえばパゴダである。パゴダとは仏塔である。 パゴダがいたるところにある。すごいでかい。そして熱い、床が。 ほとんどそれしか覚えてねえ。 パゴダには靴を脱いで入らなければならないのである。真昼に行こうもんなら影以外歩けたもんではない。だから夜行くべきだと僕は思う。夜は青空と金の壮大なコントラストは見れないが、ライトアップされて非常に綺麗だ。たまたま帰国の前日、可愛い日本人の女の子に一緒に行

          旅の思い出 ミャンマー編④

          旅の思い出 ミャンマー編③

          ミャンマーへの旅は二週間弱だったのだが、計一週間ほどはヤンゴンに滞在した。 基本的に多くの旅人は2、3日で移動する。ただ私は初めての一人旅でそのような流儀を知らないということに加え、一つの街を知るためには最低でも一週間滞在する必要があると考えたため、長く滞在した。ただ出会ったほとんんどの旅人が「ヤンゴンはあんまりだねえ」とネガティブな反応を示し、すぐに移動して行った。私にとっては初めての一人旅で五感がビンビンになっていたため、全部が面白かった。普通に近代的なショッピングモー

          旅の思い出 ミャンマー編③

          旅の思い出 ミャンマー編②

          とにかく私は一人でミャンマーに到着した。来る予定だった友達に頼ろうとしていたため、 何も情報がない。困った。とりあえず街を歩けばいいや、と思い街に出た。 うん、思い描いた通りの渋滞。いいねこれだよこれ。そしてお決まりのパターンで日本人?日本人?と声をかけられる。性格のいい私はおちょくり程度に会話をした。話してみるとヤンゴン大学で日本語を学んでいるという。のわりに何も日本語を知らない。怪しい。 そして一緒にフェリーに乗って近くにある川を渡ろうと誘ってくる。日本人はタダで乗

          旅の思い出 ミャンマー編②

          旅の思い出 ミャンマー編①

          さて今回は、炊き込みご飯の出来上がりを待つ間に 過去のミャンマーへの旅について書く。 旅行観について先日述べたが、私の旅行はもっぱら アジアの安宿 に泊まるものである。 理由は非常に複雑なのだが、説明が面倒くさいのでお金の問題としておく。 まず一人旅をしようと思ったきっかけである。 人生の殻を破りたい、自分を変えたいなどという高尚なものではなく、単に一緒に行く予定だった友達がドタキャンしたからというものである。先飛行機予約しとけから始まり、遅れて現地に行くなどと言い

          旅の思い出 ミャンマー編①

          旅行観

          私は旅行が好きである。 突然で申し訳ないが、ここで一度伝えたい。 日本人の過半数が、旅行は好きですかと聞かれた場合に 好きですと答える気がする。(私の中の統計ではおよそ70%) そういうこともあり私は「趣味は旅行です」とは言わない。 旅行の括りが広すぎてイメージできんやん。 港区に住む大企業のOL(30) 5畳半の部屋に住む男子大学生(20) こいつら同じとこ行かんだろ、絶対。唯一被っても国くらいで泊まるとこ違うやん。 リゾート地でバカンス気分の女性と、かた