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佐藤二朗さんが強迫性障害を患っていると告げられた件

強迫性障害であると
人に言うことがまず、とてもしんどいことです

なぜなら、強迫性障害は強迫行動が付き物だから

例えば、何度も手を洗う、扉の鍵がしまっているか確認する、コンロの火がついていないか確認する

何度も何度も確かめる
確かめれば確かめるほど、脳が熱くなるような感覚

やめたい、でもやめられない
焦るほど確認してしまう
何度も同じ行動を繰り返す
時間がかかる、時間が迫ってくる

しかもこれを終えないと不安で堪らないのに
人に見られると変と思われる、異常と思われると知っているから、見られるともっと追い詰められる

人に奇異なものとしてみられる
そのときの心のショック
だから、強迫性障害、略すとOCD患者は隠そうとする

隠そうとするので、病を人に告げるのは
すごく勇気がいる、行動だと思う

そしてこの病名がまたひどいなって思う

強迫なのだけれど、脅迫と同じ発音だからだ
それだけで誤解を受けやすいと思う

もし脅迫なのだとしたら
本人の、自分の脳が、何度も確かめないと、行動しないと不安が治ることはないのだと、自分自身へ脅迫している病だと思

けれど、確認行為をすればするほど
脳はそれを求めるようになる

10回ドアノブを回していたのが平気で50回になってしまう

佐藤二朗さんは、病の根治ではなく共存と書いていたとのこと

その言葉、すごく良くわかります

わたしも、根治は無理だと受け止めて
今は病のある自分を受け入れて
病があるなかで、少しでも穏やかに
自分のことは自分でやって
少しでも静かに暮らしていきたい

そう歩み始めました

もし、追記させていただけるなら
同じ病の方、時間がかかってもいいと思います
少しでも自分を受け入れ第三者…病院や相談機関の方の助けを得ながら、
穏やかに生きられる道、方法、仕事、余暇を模索して
生きていてよかったと思える瞬間が増えることを願っています

わたしも、無理せず、がんばります

お力添えありがとうございます。