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8/22(木) コラム⑤ 第二章の世代感 ~晴香と洋子の違い~

第二章のご愛読、ありがとうございました。
楽しんで頂けましたでしょうか?ちなみに、
私は、全然、楽しめませんでした(笑)
 
はっきり言って、この第二章が、一番、
筆が止まりました!なぜか???
 
年齢的にも、これから体験する感じの
イベントなんですよねえ(汗)
 
いや、同じようなことが起こるかどうかは、
全くわからないですけど、少なくとも、
第二章以外は、今後の私には起こり得ない
ものですが、第二章は・・・・・・
年代的、イベント的に、あるんかなぁ(汗)
 
そんな話を深堀りしても、、、、誰一人、
幸せにならないのでやめておきます(笑)
 

第二章が執筆上、難しかった点


そして、あくまで執筆の上で難しかった
ということを書きたいと思います。
端的に言うと、モデルが見当たらない・・・・
 
一応ですが、今回の作品は全章通じて、
2024年が舞台でして、そこを基点に
年齢設定をしています。

余談ですが、登場人物の名前は、各人物の
年齢設定から、生まれた年に遡り、
その年に多かった名前の中から選んでます。
 
それで言うと、隆と洋子の生まれた年は、
1963年ごろ・・・・・

いや、わからんて、その世代の
セカンドライフは(汗)・・・・
というより、私自身、セカンドライフの姿が
未知の世界でわかってません。
 
自分の両親については、
40代から、いわゆる“脱サラ”で、
常に、夫婦一緒に、仕事をしていたので、
何の参考にもならん・・・

ということで、「なんとなく」で
書きました(笑)
 そして、そのなんとなくのイメージで
書くと・・・いや、隆、マジにめんどい(笑)
 

隆のモデルっぽい人物


皆さんが思っていた以上に、作者は序盤から、
気づいてました、隆の面倒くささに、、、、
じゃあ、このモデルは誰か?ってことですよ!
どこのどいつだ!こんな、面倒くさいやつは?

いや明確にはいないんですが、なんとなく
頭に思い浮かべただろう人が居ます。
そんなお話です。
 
もう25年以上前になりますが、大学時代に
交際していた方がいまして、このご両親が、
非常に・・・・面倒くさかった(笑)
 
大学の1つ後輩の彼女が居たんですけど、
親御さんが、歳がいってからの
一人娘だったようで、少なくとも
お父さんはベタ可愛がり状態でした。
 
そのお父さんの方針というか、考えというか、
錯覚というか・・・・、
そんなものがありまして、彼女と会うときは
結構な割合で、彼女の家でした。

そのお父さん曰く、
「影で隠れて、変なことされるより、
家に呼んだほうが、何もなくて、
安心だ・・・・!!!」
って仰ってました。
 
家なら変なことしないと思ったようです!
・・・・いや、家で(隠れて)変なことを
するに決まってるじゃないですか?(笑)

とは言え、それは、そんなに
面倒くさくはなかったです。

そして生み出されて最終奥義


じゃあ、何が面倒くさかったかというと、
この、ご両親の夫婦仲が非常に悪かった!!

私の前で、大喧嘩をすることなどは
ないのですが、常に嫌味と緊張感が漂う
関係でした・・・いや、地獄やで、マジで。
家に呼んでおいて、そんな雰囲気にすなよ!
 
どんな感じかというと、
・母親が何か言う
・父親がそれに対して、批判する
・そして、父親が私に
 「な、CofCくん、そう思うよな?」
と賛同を求める
そして漏れなく、この後、攻守交代。
そして、それを数ターン繰り返す、、
 
私は、この時に、
「ヘラヘラ笑って、明確には答えない」
という、最終奥義を修得しました。(笑)

 晴香と洋子の世代間の差にある背景は?


こんなモデルだったため、結果的に
洋子の年代設定は、1940年代生まれ、
晴香世代は1980年代後半生まれ
ということで、親子以上の年代差に
なりました。

もう何の参考にもならない感じですが、
しかし洋子と晴香、互いにどーんと構え、
それでいて上手に相手を操る感じは
共通だった気がします。

違いをあげるとすれば、
よりラスボス感があるのが洋子
だったような気がしますね。

いくら軍艦の件りの「たたきのめす」感は
すっきりしましたよね(笑)
ためて、ためてからの鋭い返しは、往年の
ロベルトバッジョを彷彿させました。(笑)

まぁでも、これは洋子と晴香の違いというより
隆と拓也の違いに起因する気がします。

隆は、なんか、上に立とうとする感が
垣間見えましたよね。
そして、「たたきのめされる」(笑)

大げさですが、隆世代は、どことなく
性別分業制の呪縛がある気がします。
ただ、前述のように、本当の年代設定より
上の世代感の設定になったことによります。

当初、登場する予定ではなかった人物


それはさておき、じゃあなぜ、
そんなイメージがしにくい
設定にしたかと言いますと
最終章での、ラストから逆算したからです。

拓也と晴香の物語と違い、
仕事みたいな制約となる前提条件なしに、
2人の愛がどうなるか?
という展開にしたかったので、
「定年後」という設定にしたというのが
大きな理由です。

その結果、あまり理解してない
年代を選んでしまったというのが正しいです。
その上で、、隆がめんどい、に尽きる(笑)

あまりの面倒くささに、
当初は予定していなかった
娘の直子を登場させることになりました(笑)
ほんと、直子が居てよかったです。
 

と、前半は、第二章とは関係のない話に
なってしまいましたが(汗)、そんな中で、
第二章の重要なアクセントになった
音楽について、次回のコラムでお話します。

これはかなり、作者の体験が反映してます

 (コラム⑤終わり)
次回8/24(土) もコラムになります。
小説の第三章は8/29(木)から再開予定です。

★過去の投稿は、こちらのリンクから↓
https://note.com/cofc/n/n50223731fda0

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