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8/24(土) コラム⑥ 音楽の世界について

さて、第二章で重要な
要素になったのが音楽です。
隆の心のバロメーター的な
位置付けでもありました。

ここで出てくるものは、
かなり作者の体験が影響してます。

作品に影響した、作者の音楽的な背景


私、高校時代、軽音楽部で
バリトンサックスをしておりまして、
そこでジャズのビッグバンドをしてました。

なので、細かいもの含め、
固有名詞や架空のものは結構、
作者の音楽経歴に基づくものです。
以下です。

カウントベーシー:その軽音のヘビロテ
Fly Me To The Moon:初ステージでやった曲
2 1/2のリード:高校時代使ってたリードの硬さ

そして軽音以外の部分でも

レンタル防音ブース:神奈川県に実在し
          利用したことがある
Groove:作者が好きなHZETRIOという
                         ユニットをイメージ
ベースの木田さん:そのHZETRIOの
         NIREさんをイメージ
Bis:HZETRIOの前身のPE'Zをイメージ

と、こんな感じです。

あとは、各話のタイトルも
ビジネスっぽいものと
音楽っぽいものを
混ぜていました。

Take5、All you need is loveは
ドンピシャ、名曲のタイトルですし
tension、discordなども、どことなく
音楽用語を意識しました。

ちなみに、第一章と打ってかわり、
第二章を英題にした理由は、、、、
特にありません(笑) 

音楽的要素を盛り込んだ理由


話は戻りますが、音楽の要素を入れた理由、

一つは、どうしても心理描写が多くなる
テーマなので動きを持たせたかった。

二つ目は、イベント性があるものが
欲しかったという理由です。
これは言い換えると「節目」に
なるものが欲しかったということです。

簡単に言うと、第二章は、
第一章と違い「動き」に乏しいんです。

あとは、少しだけ自分に
なぞらえたという面もあります。

私も隆同様、社会人以降、
完全に音楽から離れてましたが、
コロナ禍に暇潰し?(笑)で、
4年前から音楽をはじめた
ということも影響してます。
 
ちなみに、私が高校で音楽を
はじめた理由はとても純粋なものです・・・

純粋に、女の子にモテたかった(笑)

これは自信を持って言えますが、
一点の曇りもない「下心」が理由です(笑)
 
で、音楽をはじめると、女の子に・・・・
全然モテませんでした、そして上達もしない。
 
この上達をしなかったのには
驚くべき理由があります。
なんと・・・
あまり練習しなかったんです、私(笑)

そうですね、練習に行く頻度は
ノリスケさんが磯野家を
訪れるぐらいの頻度ですかね。
そらぁ、うまくなるはずがない。(笑)

隆を音楽にのめりこませたあの人たち 

のモデルのなった人物

 
ということで、高校卒業後は、
完全に音楽から遠ざかりまりました。

ただ、実は、大学入学前は、
音楽を続けようと思ってました。

そのころに出会った人が、第二章で
重要な役割を果たした、橋口さんと、
名前ないんですが、レンタルブースの店員の、
何となくのモデルです。
 
その方の名前は・・・・知りません。(笑)
知らないのですが、何となくのモデルです。
 
高校の途中から、音楽への興味は、
すっかりなくなっていましたが、
大学進学を見据えたときに、
また音楽をやろうかなあと思ったんです。
 
なぜかというと、大学って、
クラスというものがないと聞いて
どうやって友達作れば
いいんかなあと思いまして。
 
そして、なんかサークルに入ったほうが
いいだろうなあという結論になりました。

その時に、高校でやってたんで
サックスで音楽サークルに入るか
と思ったんです。
 
ちなみに私、大学受験は一浪だったのですが
予備校入ってから、わりと成績が伸びまして、
夏休みぐらいには、志望校が軒並みA判定に
なってました。

なので、勉強しつつも、合間で
サックスの練習もしてました。

自宅近くの河川敷で、気が向いたときに
2時間くらいサックス吹いてました。
 
そんなある日、見知らぬ男性から、
声をかけられたんですよ。

「うまいね。よかったら、一緒にやらない?
友達とユニットをやってるんだけど。」と。

これ、レンタルブースの店員さんの、
セリフそのままです。
この人が名前も知らないモデルです。
 
それで、一応受験生だったんで、
大学合格したら考えます、
みたいに答えたんですよね。

その後も、2~3回、その河川敷で
その方には会いました。

サークル目的で練習してましたが
折角、声をかけてもらったので、
一緒にやらせて頂くことには、
やぶさかではなかったんです、実は。

その後、モデルとなった人は?


ただ、その後、入試間近になった時、
阪神淡路大震災が起きました。

当時、私は大阪府の南部に住んでいたので
直接的な被害はないエリアだったのですが、
震災以降、その男性と会うことが
なくなったんです。

たまたまなのか、何か震災の影響なのか、
わからないのですが。
 
結局、大学入学当初は、震災の影響で
ほとんどのサークル活動が休止してました。

そういっためぐり合わせで、
大学進学以降、音楽は続けませんでした。

ただ、もし続けていれば、その男性が、
隆にとっての橋口さんや、店員のような
位置づけになったんだろうなと思ってます。
 
ちなみにですが、大学はクラスないから
どうやって友達作ろうか?
と思ってましたが、入学したら、
クラスがありました(笑)
 
その大学の、私がいた学部は、
1回生で基礎ゼミというのがありまして
サークルなくても、普通に友達できました(笑)
 
話は戻りますが、少し自分になぞらえた、
音楽にまつわる要素を入れましたが
まあ、しかし、隆を見ていると、
老後に向けて、音楽を再開してて
よかったなあって思います(笑)
 
前回よりは、真面目に第二章を
振り返ってみましたが、
次回も、第二章についてと、そして、
少しだけ第三章についても触れる
コラムになります。

(コラム⑥終わり)
次回8/27(火) もコラムになります。
小説の第三章は8/29(木)から再開予定です。

★過去の投稿は、こちらのリンクから↓
https://note.com/cofc/n/n50223731fda0



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