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青春の一ページ

「松田聖子は青春だった」
いつか聖子ちゃんのアルバムのキャッチコピーだったと思うがまさにその通りの世代。永遠のアイドルと言われ早くも40年超。その宿命で永遠にベストアルバムがリリースされる。というのもど真ん中の世代は60〜50代。ターゲットとしては買ってくれやすい年代。だから毎回同じような曲が入ったベストアルバムでもつい買ってしまうのだ。色々あってオリジナルアルバムは中々リリースされないが今年も新たなベストアルバムが出たので即ゲットした次第。
リアルタイムではそれほど熱心に追っかけたつもりはなかったと思っていたがなにせ時代が今とは違う。あの頃の普通は今の熱心に変換出来る。普通と言っても日常に歌が溢れ、普通に聴いていると言うのはアルバムを所持しているのはもちろん曲は覚えて当然という時代だった。聖子ちゃん以外でもどの曲も歌えた。だから今やたらとテレビでやる昭和歌謡特集など見るとほぼ90%は歌える。しかし聖子ちゃん以外の曲は一番しか歌えない。なぜならテレビの歌番組は一番までしか歌わないから。それだけ短時間に沢山の歌手が出るので尺は短くなるし巻けばテンポが速くなる。そんな時代だから当然数々の名曲達と自身の思い出が重なる。だからリアルタイムで当時を経験した人はいつまでも昭和歌謡を大切に聴き続けているのではないだろうか?
さて聖子ちゃんだが一度目のアメリカ進出をしたあたりからファンを辞める人と続ける人と別れた。僕はそんな選択をすることもなく当然のように聖子ちゃんの音楽を聴き続けて今に至る。生き方も好きだしプロ意識やセルフマネージメントなど唸らされることも多い。色々ある中こんなにも風圧に耐えてみんなに力を与え続けてきた聖子ちゃん。そんな聖子ちゃんにも耐えきれないような悲しい事も起こった。一ファンとしては聖子ちゃんの音楽を聴いてまた元気に新曲を出せるように心から祈るしかない。

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