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自衛隊東京大規模接種センターで武田/モデルナワクチンを打ってきた③当日

挨拶代わりの注意書き

このnoteは以下リンク先の記事から派生しています、先に以下のリンク先をご確認いただけると、理解しやすいでしょう。

この「③当日」セクションは大規模(特に東京センター)で新型コロナワクチンを接種の人のみ参考になるものです。そうでない人は見出し「次の記事」まで飛んでくださいね。

参考資料

以下に二つの参考pdfを載せておきます。

これは防衛省による資料です。東京&大阪両方の間取りやスタッフの配置(駅での配置含む)が書いてある、最も詳しい資料になっています。

これは総務省による資料です。総務省が各都道府県に宛てて「東京センターの様子を地方での集団接種会場の運営の参考にしてくれよ〜(意訳)」と送ったものなのでちょっと小難しい部分もありますが、全体の流れや施設の間取りの把握には非常に好都合になっています。

そもそもどこにあるんだよ?

東京センターへのアクセス(防衛省HPより)

大阪センターへのアクセス(防衛省HPより)

防衛省の方のpdfにも、載っていますよ。

えっ、でもこれだけじゃ辿り着ける自信が…

大規模接種センターに自力でたどり着く自信のない人、挙手!

駅経由ならばきっと改札を出る前から案内の紙がそこらじゅうに貼られています。

バスを使うならバス停には必ず案内係の人がいます(東京の案内係はオレンジのゼッケンを着用していました)

シャトルバスは乗って仕舞えば絶対たどり着きます。乗車時に接種券を確認されるらしいですよ。

ただ駅経由の方!
特定の出口までは親切ですが、そこから先はちょっと微妙なことがありますよ。

僕は大手町駅から行ってみたんですが、C2b出口まではお節介なまでに貼り紙があったのに対し、そこから先は

「エスカレーター↑ エレベーター← 階段→」
と言うのがほぼそのまま書いてある案内板の横に、係員の方が1人。コミュ障な僕にはちょっと心細い。

エスカレーターはちょっとだけ左横に入ったところにあってわかりにくい(案内板の矢印は正確には↑←↑で、その指示は正しかった)が、そこには表示も係員もいない。嫌な予感がする。

降りた視線の先には、誰もいなかった……どこだここ。

やばいなあと思って、案内板のところまで戻り階段で行ったら、出た先に方向プラカードwithオレンジゼッケンさん。超安心感。

大手町駅利用の人、階段で行こうね。階段行って出たら左ですよ。

もし階段を出た先に人がいなくて迷子になったらエレベーターやエスカレーターの方にも行ってみるのは大事です。
ショートカットしようとして、変にほっつき回らないのが迷子にならないためのポイントです。
案内のない道は通らない。
案内表示のあったところまで一旦戻りましょう。

あと、シャトルバス以外の人は、行きで通った道を覚えておきましょうね。センターの敷地を離れて公道に出たら、帰宅のための方向プラカードはありません。自力で駅やバス停まで戻ることになります。大抵は人間の流れに逆らっていけばいいですが、過信は禁物です。

大規模センターは効率厨

大規模接種の基本スタンスはこれです。時間効率優先。

受付から帰宅までspeedyだからこそあの大規模っぷりを実現できているのです(僕が行った時は、ちゃんと予約で人数が制限されていたので、適切な時間的・スタッフの精神的余裕はあったように思われました)

なので利用者としても時間効率に協力したい。

接種RTA開始です。

大規模センターでの流れ

上の資料は東京の大規模センターで実際にもらえるパンフの中身です。そこから抜粋すると

受付(資料には書いていないけど)
予診票確認
予診
接種
証明書交付
経過観察
帰宅

7つのフェーズがあります。以下順を追って書いていきます。

受付

大事なのは
・ちゃんと持ち物を持ってきているか
・体温が高すぎないか(計測した体温は紙でもらいます、あとで使います

防衛省だからでしょうか荷物検査もします(とは言っても、カバンの中を見せるだけです)
万が一予診票を(書き)忘れた人は、ここで専用のブースを借りて書くことになりますが、基本的に書いて持っていきましょうね。

東京ではここで接種会場A,B,Cのうち該当する会場の色(赤、青、黄)がついたクリアファイルを貸与されます。緑の人もいます。防衛省のpdfによると

特別な対応が必要な被接種者に対応(既往症がある被接種者、目が不自由等配慮が必要な被接種者)

だそうです。

たくさんのパイプ椅子に座ったり立ったりしながら移動をしていきます。椅子が温まる暇もない。

予診票確認

医師による予診の前に看護師による予診票確認があります。ここで今日の体温(さっきもらった紙のやつ)を記入します。ボールペンは向こうが用意してくれています。

予診

医師による予診。既往がない場合は1分もかからん。僕はそれくらいで終わっちゃったのでその他特筆することはないです。

接種

接種してくれる人々の経験値が高いためか、そんなに痛くないです。下手なインフルエンザ予防接種の方が痛い。

筋肉注射なので、皮下注射と違って脱力した腕に打ちます。肘を張らないように。

接種前に上着を脱いでおくのが望ましいですが、待っている時間が30秒もないので結構大変です。がんばれ。

「針入れますね」「薬剤入れますね」「針抜きますね」などの実況説明が入ることがあります。注射嫌いな人は様子を想像しないようにしようね。

ァー(某Tシャツ)

接種済証交付

一回目の接種が終わった人は二回目の予約をして
二回目も終わった人は接種済証交付を受ける
そんなフェーズです。

二回目は一回目の一ヶ月後の同じ時間を目安に調整してくれています。モデルナワクチンは四週間間隔が普通なのでこれが最短です。

僕が行った時には五週間後接種への協力のお願いはありませんでした。

ここで色付きクリアファイルが回収されます。バイバイ。

経過観察

経過観察。一般に15分、アナフィラキシーが起きたことがある人は30分。座って待ってましょうね。早い人はこの時間に初期の副反応(痛みとか、熱感とか)が出始めます。

具合が悪くなったら必ず係の人に言ってください。大事。

唯一ゆっくりできる(強制的に)フェーズです。水分補給をしつつ体調に気を配りながら、モニターに映し出されるATMに猫を持っていく爺さんのビデオでもみろ。

↑これ。なお、この「にゃんこシリーズ」、他にも3本動画がある。

帰宅

実は接種フェーズで、経過観察をいつまでやるのかの紙をもらってます。ファイルを返却することになる交付フェーズで、その紙の存在について説明されます。そこに書いてある時刻になったら、その紙を係の人に渡して帰りましょう。

帰る時、最初にもらった首にかけている札を出口付近の箱に返し忘れないように。実はそんなものを受け取っていたのだった。

ここまででまあ30分〜50分くらい。経過観察の時間によります。

……帰り道覚えてる?

次の記事

次は〜④接種以後〜でございます〜全員向けの記事です〜


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