JB2019のコピー

なぜジングルベルは闇鍋EDMになってしまったのか

どうもこんばんは。シーラカンスです。

タイトルの通りなので、問題の曲を聴きながらお読みください。

何回もこの身に関係ない祝祭の話をされても関心がないのですが、動画を投稿する日になってしまうとそうも言っていられないのが悲しいところ。特に祝祭が曲を引っ提げてやってくるのならまさに鴨にネギでしょう。

事に気がついたのは何と22日。何とかしなければならないなあと思いつつ秘宝の里で周回をしていました。そこに通りかかったモーツァルト。「やあ」と言いつつトルコ行進曲をドロップして行きました。アイテムゲットです。

次は曲調を決めるのが順当なところでしょうが、これはEDMと決まっていたのでスルーします。しかしここで民族楽器を急遽取り入れる事になりました。トルコの行進曲なのでトルコの楽器が入るのは当然です。シタールとかスチールドラムとか色々増えている理由は記憶にございません。ここで既に闇鍋になる兆候が見えています。

実際にトルコ行進曲を付けてみたところ、ジングルベルとコード進行が異なるので致命的に噛み合わせが悪い事に気がついてしまいました。その噛み合わせの悪さをネタから再考して修正する余裕がどこにもなかったので別のものを追加して調和を保とうとしました。例えるなら金閣寺の右隣にモン・サン・ミシェルを建て、左隣には自由の女神像を建てるようなものです。この決断で闇鍋になることが確定しました。

新たな具材の候補にはクリスマスソングも挙がっていましたが、それらを押し除けて一番面白そうだったのはカチューシャでした。モーツァルトを引用する以上ソナタに倣って曲の中盤は短調にするべきだろうと思っていたので、陽気なクリスマスソングの導入にあまり乗り気ではなかったのが採用理由です。

カチューシャとジングルベルはかなりスムーズに繋がってくれたので闇鍋ながらも珍味レベルには落ち着きました。この頃には様々な民族楽器が協力してくれており、その結果統一感がないことが統一感というカオスもびっくりな様子に変貌していました。ダイバーシティ。

何か新しい事に挑戦してみようと思った結果、闇鍋はさらに深遠になります。それはラテン系のパーカッションの入ったEDMがトラップになることでした。トラップに真剣に取り組んだのはおそらく2度目くらいで、去年もジングルベルで似たことをした記憶はあります。しかし全て忘れました。記憶とはそういうものなのです。いい感じのプリセットがなければ詰んでいましたが、いい経験でした。

色々と楽しい仕掛けがたくさん詰まっているのは動画も同様です。まず新規書き下ろし立ち絵ですが、躍動感を捉えようとするとグラブルの絵が頭にちらついて肉厚になるので少し写実的な身体バランスなのではないでしょうか。それも踊らせたせいでよくわからなくなっているかもしれません。あれは踊っている設定です。大喜利では……あります。

背景の写真はぱくたそからお借りしました。グラグラ揺らすなどやりたい放題してしまったのは反省していません。SFのようなエフェクトの元画像はカラフルにしたDAWの編集画面です。

全体的に締め切り直前ギリギリの土壇場ムーブでしたがとても楽しかったです。特にトルコ行進曲の部分の掛け合いが非常に満足のいくものでした。

そしてサンタは来ませんでした。

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