『システムの根深い疲労感』と向き合った、COEDAS経営会議&お花見
こんにちは!COEDAS のオッスンです。
今日は、私たち COEDAS で起きているリアルな組織の様子を一歩踏み込んで書いてみることにしました。
あなたの組織(システム)、疲労感はありますか?
正直、ここ数ヶ月の間、COEDAS の経営メンバーの間には何となく、疲労感が漂っていました。2月にCOEDAS所属コーチたちとの1on1を行った際にもとあるコーチからは
「COEDASの経営メンバーの皆さん、何だかものすごく疲れているように見えたので、どうか無理しすぎず」
と優しく気遣いう声をかけていただくこともあったり。
私個人の状況だと、会社員 x COEDAS x コーチとしての役割に加えて、8ヶ月に渡るシステムコーチングの実践家としての学びの旅路の後半戦真っ最中で余裕がなく、時間的・肉体的・精神的にも苦しい状況が続いていました。
「組織の疲労感」 とは?
さて、「組織の疲労感」ってどんなことなんだろう??と思い、AI (Google が開発した Gemini を活用!) にも、「組織の疲労感」について聞いてみました。
プロンプトでは「組織の疲労感を画像で表現して!」と聞いてみたところ、いい例えをたくさん挙げてくれたのでご紹介。
私たちCOEDASの疲労感のケースは、「荷物を背負った人々」のイメージか、「枯れ果てた木」というところでしょうか…(汗)
そんな中、東京が桜が満開を迎えた4月上旬のとある週末、COEDAS 経営会議がありました。
実は今回の経営会議、COEDAS 初!となる取り組みである、「オープン経営会議」(COEDASの4人の経営メンバーが終日対面で会議を行なっている日)を予定してコーチ陣にもお声がけをしていたのですが、ご案内が直前になってしまったこと、参加したいと言ってくれた参加人数が最小施行人数に満たず・・・という背景があり、断念することに。
その代わり、久しぶりに4人でシステムコーチングを受ける時間を設ける流れに。システムコーチングを経て、コーチ仲間たちと合流しワイワイお花見を開催。
前半:
久しぶりにシステムコーチングでの対話。
午前中は、毎月一度の対面でのCOEDAS経営会議でした。
基本、日々のコミュニケーションはオンラインなので、会ってみて、みんながどんな状況にいるのか、少し驚きがあったりしながら、いつもより時間を取って、お互いの現在地を確認し合う時間でもあります。
その後は、営業の進捗や売上の状況、予算の修正、ノウハウの共有、などが今月もトピックが目白押しな中で、対面の貴重な時間を活かし、議題を深く掘り下げながら話し合いを行なう時間。
そんな COEDAS にとって、何か変化のタイミングだと感じていた私たち、4人で久しぶりにシステムコーチングを受けました。(私たち経営メンバー4人は全員、CRR Global Japan の組織と関係性のシステムコーチング® (ORSC®)の応用コースまで受講をしている ORSC 実践者でもあり、去年までの間にも、システムコーチングを定期的に受けていました。)
今回は、準備の時間があまりない中、システムコーチ(ORSCC)であるCOEDASコーチでもあるくわっち(桑田さん)が、アンケートを通してシステムの見立てを行ってくれました。
システムコーチであるくわっちからいただいた問いは、こちら👇
まずはじめに、私たち自身が答えたアンケート結果を開示することに。
実際、なかなかドキドキする瞬間なのですが、全員合意!のもと、回答内容が開示され、みんなでアンケートの結果やコメントを見ながら、その内容について話し合い、感じたことを率直にシェアし合いました(下の写真の左側)。
その後は、どんな雰囲気で進めていきたいのか?を話し合い、今日のテーマを決めることに。これは、Designing Team Alliance (DTA・チームの協働関係を創る)と呼ばれているツールなのですが、今回出てきたのは、右側のような内容👇
そして今回、テーマとして扱ったのは 「COEDAS の弱音と強気」。
普段、忙しくやるべきことやアクションに追われている4人。それぞれ得意分野が違う私たち、各々の領域をゴリゴリと進めていくことは得意中の得意なのですが、なかなかこの4人の中では弱音を吐くことの難しさを感じていたこともあり、システムがソワソワしだしました…(汗)。
そんな中、それぞれが COEDAS さんになりきって、COEDAS というシステムが感じている声を出していきます。
コーチから、「今、COEDASさんは何を必要としていると思う?」という問いが投げられて、それぞれがアイディアを出し、ブレストをしながら対話を深める時間でした。
後日、コーチからはこんな形で私たちのCOEDASのシステムについてレポートをいただき、いろんなものをそれぞれが受け取った時間でした。
後半:お花見🌸
COEDASの満開の春を夢見る対話。
システムコーチングが終わった後は、コーチ仲間たちと合流し、満開を迎えた中目黒でのお花見を楽しみました。COEDAS 2期目も満開の美しい桜とともに、大切な仲間たちと久しぶりに過ごせた楽しい時間のおかげで、システムの疲労感が和らいだ感覚に!
去年のお花見の様子は、こちらの note にあります。
コーチと対面で会う土日の中、遠くから足を運んでくれたコーチも!
他愛のない会話が行われる中で、
「どうしてCOEDASに入ろうと思ったの?」
という話に。
など、コーチ陣のいろんな声を聴くことができました。
湧き上がる感情を、無かったことにしない。
お互いの「今」を聴き合うことの大切さ。
正直、40代以上の4人の共同創業者 x 副業集団、として始動した COEDAS をスピード感を持ってどんどん前に推し進めていくにあたっては制約も多く、多大なるエネルギーが必要です。
4人の意見・価値観の相違、苦しい局面・余裕がないゆえの刺々しいコミュニケーション、など、いろんな要素が積み重なり、時には会議で険悪な状態になってしまうことや、本音を発することに躊躇いがあったり… と、決してプロコーチ同士だから全てうまくいく時ばかりではないのです。
事業のフェーズが緩やかに変わりゆく中で都度、課題を明らかにし、私たちはその課題をどう乗り越えたいのか?ー歩ずつ向き合っている最中ですが、私たち COEDAS が理想とする BestTeam を私たち自身が体現し続けるチャレンジは、まだ道半ばでもあるのです。
でも、そんなチャレンジの最中だからこそ、私たちが、まず、COEDASのシステムを明らかにし続けて、声出し、私たち自身が体現し続けることが、大切なのだと、改めて気づかされました。
今回、私の中で感じていた違和感や弱音をみんなの前で口に出せたことで、目の前の現実は変わっていないのに、とても気持ちが軽くなり、また、前に進むエネルギーを、仲間たちから受け取りました。
システムコーチングを受けたことでの変化
今回、このタイミングでシステムコーチングを受けたことで、私たち4人が改めて気づいたことが色々ありました。
組織は生命体のように、変わりゆくこと。役割が固定化していること。組織と個のWILLに沿って経営を行いたいということ…
そんな私たち、変化のための新たな行動をいくつか取り入れることにして実験的に試してみています。小さなことのように思えるこういった小さな変化や取り組みを対話を重ねるプロセスの中で続けていくことが大切なことを、私たちは、知っています。
定例MTGの司会進行を順番に行う
定例MTGで問いを立ててお互いを「聴き合う」時間を持つ
COEDAS はそんな私たち自身とコーチの希望もエネルギーに変えて、前に進んでいくエネルギーを蓄えながら、関係性を深める中で、時間を共にし対話を重ねながら、仲間と共創(Co-Creation)しビジネスを前に進めていきたい、と、改めて感じた時間でした。
どうか、そんなリアルを突き進もうとしている、私たちCOEDASを、引き続き見守って応援してもらえたら、嬉しいです!