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生存者バイアスの落とし穴

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

みなさんは、生存者バイアスというものをご存知でしょうか?

生存バイアス(せいぞんバイアス)とは、何らかの選択過程を通過した人・物・事のみを基準として判断を行い、通過に失敗した人・物・事が見えなくなることである。 - Wikipediaより

人は皆、自分が見たもの、聞いたもの、体験したものを、「正」だと思い込む習性があるようです。

これは、自分においても、他人に対しても、気をつけなければいけません。

自分なりのやり方でうまくいき始めると、
「これが正しいやり方なんだ」
と思うようになります。

そして、他人に対しても、こうあるべきだ、これが正しいんだと、同じやり方を無意識に強要するようになります。

ただ、自分にとっての正攻法が、必ずしも他人にとっても正攻法であるとは限らないと思います。

逆に、他人にとっての正攻法が、自分にとって最適解かというと、そうでないことも多いです。


その人の特性、立ち位置、時代背景などによって、その時々に強みは変わってきます。考慮すべきものが数多くある中で、盲目的にひとつのやり方を選択することは、安易かもしれません。


同時に難しいのは、成功の原理原則という、普遍的かつ不変的な価値観、考えも存在するということです。

大事なのは、表面的なやり方、方法ではなく、その根元にある、考え方、価値基準を外さないことだと思います。

そこからくる選択肢であれば、千差満別、人によってやり方は違っていいと思います。



芯を外さなければ、自分にも他人にも寛容であること。

生存者バイアスの排除と原理原則の両立は難しいバランス感覚ですが、目的は何かから、その時々に効果的な選択を選べる自分でありたいです。

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