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仕組みと人 ビジネスにはどちらが大事か

こんにちは、かけだし社長の小寺です。

今日はビジネスを加速させるには、「仕組み」と「人」、どちらが大事かというお話です。

仕組みだけでは機能しない

結論からいくと、仕組みも人も、どちらも大事です。

昔は、いい仕組み、いいサービス、いいビジネスモデルがあれば成功できる、と思っていました。

もちろん仕組みは大事です。ただ、仕組みだけでは機能しないということも仕事を通して感じてきました。

いい仕組みはたくさんあると思いますが、肝心の動力がない、という現場もたくさん見てきました。
いつも仕組みに血を流し、機能させるのは人だと思います。

俺のイタリアンで成功を収めた坂本さんの著書「俺のフィロソフィ」では、まさに仕組みと人の重要性が語られています。サブタイトルにもなっている「仕組みで勝って、人で圧勝する」という言葉は、とても印象的でした。

あなたの組織は新幹線か蒸気機関車か

仕組みには人が欠かせないというのは、動力のお話だと思います。

組織が大きくなると、スピードは鈍化していく傾向にあります。
ベンチャー企業はスピード感が早いです。ただ、組織が成長し大きくなると、責任者や意思決定者が減り、スピードは鈍化していきます。窓際社員という言葉は大企業特有ですよね。

例えるなら、先頭の車両のみに動力があり、各車両を引っ張っていく蒸気機関車みたいなイメージです。全体の車両数は増えてるのに、動力が変わらなければスピードは落ちていきますよね。

逆に理想の形は、各車両に動力を積んでいる新幹線みたいな組織です。それぞれに動力があるので、組織が大きくなろうとスピードは変わらないです。各部署が小単位で独立して動くイメージですね。

このあたりは、稲盛和夫さんのアメーバ経営という手法が有名かと思います。盛和塾出身の社長さんとも仕事でお付き合いがありますが、そういった社員さんの会社は「自責の念」を大事に、社員に当事者意識を徹底して浸透されています。

ちなみに俺のイタリアンの坂本さんも盛和塾の方です。

まとめ

組織が大きくなると、仕組みに乗っかる人が増えて、結果的にスピードは鈍化していきます。

それぞれが当事者意識を持って、全体を動かしていくと思っているか、その人数の多さが仕組みに血を流し、全体を機能させていくのではないでしょうか。

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