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「伝えること」と「伝わること」

仕事でもプライベートでも、伝えたつもりなのに、伝わってない!もしくは誤った認識で伝わっている!なんてことがよくあります。
大事な話や熱い話など、特に悦に浸って語っているときほど、自分の本意は相手に全然伝わってないものです。

僕も熱くなると早口になり、自分の頭に浮かんだイメージをばーっと伝える癖がありました。そうなると、相手は置いてけぼり、伝えたはずなのに全然伝わってない!という状況に陥ります。

そんな未熟さを反省し、最近はすれ違いを改善するために、何を「伝えた」かより、何が「伝わった」を特に意識するようになりました。

まず、コミュニケーションは聞くが8割、ともいいますが、相手の話をよく聞いて、相手の背景の理解に努めて、はじめてどう伝えたら一番伝わるかを考えます。
そして、話している最中は、相手の受け取り方、表情をよく見たり、相手が考えている時には、あえて間を大事にするようにもしています。
(昔はこの”間”が怖くて、間髪いれずしゃべっていたのですが、相手が頭を整理するにはこれが特に大事だと最近実感しています。)
最後に、相手がちゃんと受け取っているのか、相手に何が伝わったのかを、こちらから尋ねて聞き返すようにもしています。

ここまですると、認識のすれ違いはだいぶ減るようになりました。
自分のことしか考えず、悪送球ばかりで、一方的にボールを投げてもキャッチボールにはなりません。相手を思い、相手を考え、相手が受け取りやすいボールを投げて、はじめてコミュニケーションは成り立つのだと思います。

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