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定数と変数

こんにちは! 
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。  


僕は中学の時に、良き数学の先生に恵まれ、数学好きになりました。
おかげで、物事を論理立てて、答えを導き出す作業が好きになりました。

今でも仕事や日常生活において、その考え方は役立っています。
例えば、物事を「定数」と「変数」に分ける作業は、今でも大事にしています。


「定数」とは、変えることのできない、不変的なルールを指します。
法律、税金、業界内でのルールなどがこれにあたります。

一方で「変数」とは、可変の数値を意味します。
企業戦略、人員のアサイン、商品のPR方法など、努力でいくらか変えることのできる要素がこれにあたります。

先日視聴していたYouTube番組で、林修先生と森岡毅さんの対談でもこの話が出てきましたが、実は要領がいい人、悪い人というのは、この「定数」と「変数」への向き合い方に差があるといいます。


「定数」とは管理下にない、変えることのできない要素になります。
ただ、要領を得ない人というのは、この変わることのない「定数」に、やきもきしてる人が多いといいます。

どんなに努力しても変えることができないにも関わらず、その事ばかりにエネルギーを割いてしまうんですね。


逆に要領のいい人、物事を俯瞰して整理できている人というのは、努力によって変えることのできる「変数」は何なのかを見極め、その事に努力します。

こんな世の中だし、
こんな業界だしと、
定数を嘆いていても、改善は何も生まれません。


その中で努力で変えられる、自分の管理下にあるものは何なのかを見極め、そこをうまく料理できる人が、次のステージへと進むことができるのだと思います。

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