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華僑の考えから学ぶこと

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

最近、「華僑」の考え方、商売を学ぼうと色んな文献、書籍を読み込んでいます。

大城太さんの「一生お金に困らない「華僑」の思考法則」という本が面白かったので、ご紹介しておきます。

ちなみに「華僑」自体の定義は

華僑(かきょう)とは、外国に移住している中国人やその子孫(中国国籍を持つ在外中国人)。「華僑」の元の意味は、本籍地を離れて異国を流浪する華人の意である

とされています。

そこから転じて、同族経営をする一族、というイメージが持たれてますが、彼らには独自のネットワークがあり、独自の文化があります。

商売人といえば「華僑」というくらい、彼らの商売に対するこだわり、考え方には、たくさん学ぶものがあります。

彼らの教えの中で、僕も大事にしているのが、

ビジネスは1人でするな

です。

彼らは常にチームプレーです。
大きな仕事は、1人でやるより、みんなでやったほうが早いよねという、実にシンプルですが、理に叶った考え方です。

そして明確な役割分担があります。
・考える人(ビジネスプラン、アイデア)
・実行する人
・お金を出す人
です。

ビジネスを立ち上げる!となると、普通は何でも全部自分でやろうとします。
資金を集めて、アイデアを考えて、実行して、、

ただ、華僑は役割分担すればいいよねとチームプレーでシナジー効果を生み、とんでもない早さでビジネスを形にしてしまうわけです。


以前金融のプロから聞いた話ですが、投資の世界でも華僑はチームプレーの考え方をとことん実践していると聞いたことがあります。

例えば不動産投資。
日本では少額投資から始められることから、個人向けにワンルームマンション投資が流行っています。

ただ、華僑から言わせれば、なぜわざわざ利回りの少ないワンルーム投資をするの?一棟買いしたほうが圧倒的に利回りいいでしょ?と思うそうです。

いや、そんなお金がないからワンルーム投資するんだよ、と言いたくなりますが、彼らも別にお金があるわけではないのです。

ではどうするかというと、親戚縁者からお金をかき集めて、「みんなで投資」するのです。
どうせ投資するなら、みんなでしてしまおう、そのあと利益は分配しましょうという発想です。

これは盲点ですよね。
日本では小口化したものに投資するのが一般的ですが、小口化するほど手数料があがります。
同じ投資なら、まとめてしまったほうが圧倒的に利益率がいいわけですね。

この発想も、チームプレーの発想が根付いていないとなかなか生まれない発想だと思いました。


「ビジネスは1人でするな」
常にチームプレーの考えを走らせることで、物事が実現していくスピードが増していく。

チームプレー、チームづくりの大切さを、改めて学ばさせてもらいました。

チャンスが多く、自由度もきく、1人でも何でもできてしまう今だからこそ、チームプレーの概念は大事にしていきたいですね。

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