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昇格や降格はもう古い

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

組織が鈍化していく理由のひとつに、
ピーターの法則
というのがあるそうです。

ピーターの法則の内容はこちら。

能力主義の階層組織の中において、人は自らの能力の極限まで出世する。
しかし、能力を有する人材は、昇進することで能力を無能化していく。
そして、いずれ組織全体が無能な人材集団と化してしまう

なんとも衝撃的な説ですが、
昇格、昇進することで、本来の力を発揮できないというのは、確かにあるかもしれません。

縁の下の力持ちで力を発揮する人が、
昇進したことで管理職になり、より広い範囲をマネジメントすることになったことで、力を発揮できなくなる。

能力を発揮できなくなるポジションまで昇進し続け、やがては、全体が1番能力を発揮できないポジションで停滞していきます。


これを打破するには、古い年功序列や、役職に囚われない平等かつ均等なチャンスを設ける必要があると思います。

役職はあくまで役割であり、責任の範囲を明確にしたものです。
けして、偉い、偉くないではないということです。

合わなければ潔く退く。
これをどれだけ実践しやすい環境を作れているかが大事なのではないでしょうか。

僕もいくつかの企業に属していましたが、
伸びる組織ほど、あえて既成の役職や組織を解体します。スクラップ&ビルドができる組織は新陳代謝がおこります。

役職に囚われず、適材適所で、得意な人が得意な分野を担当するほうが、圧倒的に全体の生産性はあがっていくと思います。

画一的な昇進制度ではなく、
個々の能力が発揮できる構造を考える。

組織をまとめあげるリーダーほど、そこを意識していくことが大事なのかもしれません。

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