【超獣理論値列伝】Part22 《口寄の化身/強欲の王国》
第二十二回、今回のお題は《口寄の化身/強欲の王国》。3コストの癖して、ブースト数は変幻 自在の化け物札。それでは早速行ってみよう。
口寄の化身 クリーチャー
種族:ミステリー・トーテム
文明:自然 コスト6
・出た時、自分のミステリー・トーテム以外の種族の数だけドロー
パワー:4000
強欲の王国 呪文
文明:自然 コスト3
・手札を好きな枚数タップしてマナゾーンに置く
上面はドロー、下面はマナブースト効果を持つ。正直言って、上面は飾り。というのも、今時代 には《巨大設計図》《T・T・T》などの2〜3コストのドロースペルに強力なのが増えていて、6コスト でドローしか出来ないのはやはり重い。さらにさらに、6コストも払うなら、5ドロー6ドローはしたい ところであるが、そんなに盤面に種族が増えているなら、クリーチャーが恐らく2、3体は並ぶの で、もうそのまま決着をつけれてしまうのである。故に、飾り。
本題は下面のマナブースト。何枚でも手札から置くことができるので、なかなかに酷いマナカー ブを描くことができる。そして、タップインではあるが手札からのマナブーストなので、伝説サイク ルだけでなく、キングセルもマナゾーンにおけばアンタップするのである。故に、3マナからアン タップマナを山ほど増やす運用も可能。そこまでやらなくとも、手札を3枚以上置けばアクションと しては《フェアリー・ミラクル》《獅子王の遺跡》を超えるため十分である。
それでも、普通にデッキを回した場合、マナチャージだけでも先行3ターン目には手札は手札は 4枚、この呪文を撃ったら3枚しか残らない以上、手札補充は必須である。ただ、自然単色には 《進化設計図》《ジャンボ・ラパダイス》《弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!》などの、2コストで4枚 以上手札に入れられる異常なカードが揃っているため、3ターン目にして5ブースト以上をすること が可能になる。
ただまあ……獅子王基盤が2-4-8、ドラゴン基盤が2-5-9のマナカーブを描けてしまうことを考え ると、手札消費の割には2-3-10だとちょっと……と思ってしまうのは致し方なし。《進化設計図》な ら11まで伸ばせるので、そのまま《「無情」の極シャングリラ》を着地させるのも面白いかもしれな い。
今回はここまで。次回は《烈王”轟怒”飛流投》の予定。それでは。
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