【超獣理論値列伝】Part12 《爆誕!!ダイナボルト》

 第十二回、今回のお題は《爆誕‼︎ダイナボルト》。コロコロプロモの方のダイナボルトだ。基本的にはスメラギの方のダイナボルト(《爆龍皇ダイナボルト》)のお試し版として出たこのカードだけど、こっちに特有のポイントだってある。というわけでまずは名目スペック。

爆誕‼︎ダイナボルト クリーチャー
種族:ダイナマイト・ドラゴン/チームボンバー
7コスト 文明:光/火
・ブロッカー
・スピードアタッカー
・マジボンバー4
・そのターン初めてタップした時アンタップする
パワー:5000

 7コストの白いブロッカードラゴンなので、本体の踏み倒され範囲は広い。7コストの光ドラゴンなので《ドラゴンズ・サイン》、7コストのブロッカーなので《零王の円卓》、白いブロッカーなので《ヘブンズ・ゲート》、《スターゲイズ・ゲート》などに対応している。
 また、紫電効果は、アタックトリガーでクリーチャーを踏み倒すマジボンバーとの相性が良く1ターンで2体まで踏み倒せる。また、紫電効果はブロッカーとの相性も良く、2面止められる。また、白赤のドラゴンなので、ファイナル革命組にもちゃんと革命チェンジができ、中継ぎとしてはとても良い性能を誇る。スメラギの方では出来ない動きとしては、マジボンバー4で《蒼狼の大王イザナギテラス》、その効果で《ディメンジョン・ゲート》詠唱して革命チェンジ先を回収、その後アンタップしたこいつでもう一回アタックする時に革命チェンジする、などがある。

 このクリーチャーと特に相性が良いのは、《天龍神アークゼオス》。《ヘブンズ・ゲート》で2体まとめて出すことができ、このクリーチャーはSA持ちの紫電クリーチャーなのでそのままアークゼオスのブロッカーを踏み倒す効果を二回発動できる。また、このクリーチャー自身もヘブゲでも出る通りのブロッカーであり、コスト9以下なので、アークゼオスで踏み倒せる。また、マジボンバー4効果で《蒼狼の大王イザナギテラス》《モモキング-始丸-》などのサーチカードを展開できるため、アークゼオスでの踏み倒し先を引っ張ってこれる。また、革命チェンジでこのクリーチャーを手札に回収したら、そのままアークゼオスの効果で踏み倒せ、紫電効果は復活しているので、更に二回踏み倒し効果を使える。ドラゴン軸のアークゼオスデッキにはまさに打ってつけのカードである。

 色々と遊び甲斐のある能力をしたこのクリーチャー。まだまだ面白い使い方も転がっているはずなので、是非とも研究したいところ。
 今回はここまで。次回は《十・二・神・騎》の予定。それでは。
 
つぎ

まえ


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