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本「カササギ殺人事件」読了でその世界観に浸っていながらも、実装不良の連絡で現実に強制召喚される。

※本のネタバレはないので安心ください。

昨夜、読み終えたあと、しばらくぼーっとしてて、今朝になってもしばらく浸ってました。ミステリの映画や本など観たり読んだりする際、いつも平行して自分の中でこうだったら面白いのに。と勝手に別のストーリーを想像しながら進むクセがありまして、今回は良い意味でその独自ストーリーを裏切られた感がありました。

並行する独自ストーリーよりも面白くないときは残念な感じになるし、たまに考えていた内容と合ってたり、それを超えて来るものもあります。この超えてくるとき、なんとも言えない爽快さとモヤモヤが残る「やられた!」感覚がミステリ作の醍醐味だと思います。

そういう意味ではクラシカルでキレイに回収される良いミステリ本でした。セットで買ってしまった「ヨルガオ殺人事件」楽しみで、いつ読み始めようかとしていたところ、開発製造案件で客先より1台実装不良のお知らせがあり、あっと言う間に現実に引き戻されました(泣)

whodunit(フーダニット)、anagram(アナグラム)って言葉も改めて覚えたミステリ小説、特にアガサ・クリスティ好きな方には間違いなくオススメです。

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