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身の回りにある「“私”の写真」についてthreadsでボヤきました。

https://www.threads.net/@codachie

きゅんキラフェスの説明会で、出展メニューを決めたり出展者紹介に書く自己紹介を、やわらかく考えてみたら良いよとアドバイスもらって、2015年くらいに書いたCVより少し詩的に書いてみようと思う。物事に陰陽があるように、人や生き様にも光と影、表と裏、中と外がある。ダークサイドとライトサイドがあって、比較的ダークサイドを見聞きする人生だった私。最初は舞台に惹かれて、舞台裏が見たくなり撮影させてもらった結果、なにがわかったかと言うと、表も裏も同じ。ただ表現する言葉やツールやお衣装が違うだけ。私の中の「表と裏は違う」当たり前が覆されたのはその頃。表向きの顔や人当たりが良くても、バックヤードに入れば愚痴や悪態、悪い人相で裏の顔を見せるのが大人だと思っていたので、今もどこかでなんとかダークサイドを引き出してやる!と嫌味な撮影方法をしているから、あまり仕事が来ないんだと思う。


実際の撮影で、私が何をしてるか。相手の内側、内面、本人は「私の嫌いな部分」と思っているユニーク面を引き出そう引き出そうとする。写真は嘘をつかないので、撮り終わった画像を見て「こんなの私じゃない!」「なんかやな感じ」と感じる人がほぼほぼ。なのでリピーターがつきにくい。リピートしてくれる方のほとんどが、自律していて自己肯定感が高い人。これも私、あれも私、全部私。と自分が鏡で見ている、自分らしさ以外も好き、または認識しても受け止めている人たちばかり。


そういう方は、私がどんなに粗探ししようが、「素敵に撮ってくれてありがとう」と喜んでくださる。なんなら「また撮って欲しい」と依頼してくださる。自分の知らない自分を見て益々成長している方たち。新しいご縁を喜ぶように、自分の中の多面性を知ってより自分を知って愛しているんだと思う。見せ方と魅せ方を知っているから、どんどん魅力的になっています。一方で、鏡の中で見ている自分しか自分じゃない方は、承認欲求や相手任せで、撮影が苦痛。結果的に満足してもらえず、プロフィール画像が他の方に撮ってもらった写真に変わっていたりすると、私の撮った写真じゃダメだったんだなとがっかりもします。とはいえ気に入った写真を手に入れられたことや、引き出してくれるカメラマンに出会えてよかったね、とも思います。


ここまで書いて気づいてもらえるかわからないのですが、私は後者の「自分の多様性を否定して、人任せで自己肯定感が低くて、承認欲求が高い」人間なので、プロジェクト100というのを友だちと組んで「毎日私が私を撮って投稿する」というのをやったことがありました。、私が私を承認して欲求を諫めてあげるとか、自分が自分の多様性を肯定するとか、自分を鏡以外で見てみるとか。そういう目的でした。すごく大変で100日続かなかった。オンライン会議で自分を「ミラーリング」しないと今もしんどいし、人からこんな風に見られてるんだと思うとまだ恥ずかしい。


それと同時に、撮影している自分も撮られている自分も両方気持ちよかった。これはみんなに試してみて欲しいと思って、イベントのメニュー「撮られ方講座」を作ってみたほど。慣れない内はインカメにして、誰かにスマホ持ってもらって、タイマーで撮れば自分の好きなタイミング、自分の好きな自分の角度で撮れるので、スマホ持たせてる人に細かく指示して、たくさん練習したらいいんだと思う。おばさん的な物言いすると、シニア・ミドル世代は撮られてこなさすぎ。私はギリギリプリクラとかで撮っていたけど、それでも今のz世代より撮られ慣れてない。どんな顔した自分が好きか、どんな角度の自分が素敵か、どんな風に見られたいか。衣装やヘアスタイルも含めて、人任せにしないでたくさん撮ったらいいと思う。


話が横道にそれ過ぎたので軌道修正。私はライトサイドを引き出してあげるカメラマンではなくて、ダークサイドの中のパンドラの箱を開けようともがいて、若干嫌われるかもしれない写真家でそれも面白いなと思ってもらえる人にはとても楽しい撮影ができると思いますが、辛いわ・耐えられないわ、という人にはせめて撮り方・撮られ方講座やってますので、聞いてもらえたらうれしいです。ああ、土曜日の朝から重たくてごめんなさい


あと私にも言えることなんだが1回で気に入った写真が撮れると思わず何度も撮って欲しいし2001年と2018年の証明写真使い回している私が言えることではないが、定期的に撮るのを癖付けしてったらいいなと思ってます。昔は(昭和世代っぽく振る舞いますよ)ことあるごとに家族写真撮りに写真館に行ったもので、イベント毎に、お父さんが撮影してくれたもので、都度都度可愛いちえちゃんがアルバムに残っているんですが成人式(お見合い写真)以降は、誰も撮ってくれなくなるものなんです。その写真すら自分で予約して撮ったもので。誰かとお出かけして、ハイチーズ!は結構みなさん撮られてますけど、今回のヘアスタイル最高!今の私肌美人!狙ってたカットソーめちゃくちゃ似合うんですけど私!なタイミングで撮ってますか?てなことを私は言いたくて。お葬式用にこの写真使うわ。とか言う前に、LineやSNSのプロフをもっとこまめに「自分最高」な写真に随時変えてって欲しい。そのために私たちカメラマンや写真家がいるんですわ。孫や子どもたちが可愛いのわかるけど、それプロフにするのほんとにもうやめてー!


それよりもっと可愛い私、素敵な私、かっこいい私、魅力的な私。結局SNSなんて、マッチングアプリの一種なんで、自分素敵な写真じゃない人はパスされてしまうと思う。ちなみに私の今のプロフは ①撮影している時の私を友人が撮ってくれた写真 ②を元に好きなイラストレーターさんに描いてもらった画像 ですので、これも常に更新していて「アイコン変わるとわかりにくいからやめて」という声もよく聞きますが、知らんがな。名前見ればわかるしょや!と取っ替え引っ替えしてます。射手座のB型で飽きっぽいってのもあるし、自己肯定感低めなHSPだから自信持てないのもありますが。


こで言うときちんと違いを明言したことないな。1.証明写真 免許証やパスポート、履歴書など公的な書類に有効期間内で「この人ですよ」と証明することための写真。大概笑顔NGです。カメラ目線、真正面、顔や肩の傾きを調整して、出来るだけ並行まっすぐに撮影された画像です。撮影1年以内、と書かれることが多いのと、一番安価で気軽。紙媒体ならボックスで自撮りもできる。2.スナップ写真 ①イメージしてもらいやすいのは結婚式の時にスーツ姿で2-3台のカメラをぶら下げたカメラマンが撮影している「その場の雰囲気を静止画でおさめた」写真。目線はカメラではないことが多く、自然な笑顔。 ②みなさんがお持ちのスマホのインカメで撮る写真、自然な笑顔とその場の雰囲気が写り込んで共有したに投稿に使いやすい。3.ポートレート写真 ①写真館の入り口に飾ってある、すました表情で正装やおめかしした格好で撮影されたもの。お見合い写真や記念写真として、場合によって遺影に使われたりもする。 ②SNSを使ってプロフィール紹介に使う写真、最近は個人的にも、社内のメンバー紹介などでも撮影されている事が多いです。


私は、写真館や式場スナップのアルバイトをした経験があってその影響が「結構真面目寄り」に出やすいんですが、写真家的な要素として 太陽光の取り入れ方や天候に気をつけています。とはいえベースに埋まった写真館のクセはなかなか抜けないのですが💦目線外しはよくやりますね。「レンズ見てくださいね」「カメラ目線お願いします」って言われて緊張する日本人は多いと思います。撮られ慣れてる方は、カメラ目線ばっちり👌な事が多いですが、「魂吸われる」という江戸明治感覚がまだあるんじゃないかと思います。


「推し」がいる方に想像してもらいたいのですが①公式な事務所のプロフィールに載っている「推し」の写真②掲載されました!と雑誌やインタビュー記事に載っている「推し」の写真③公式SNSやファンサイト限定で見られる「推し」のプライベート(ぽい)写真Q.どれを待ち受けにしたいと思います?? Qどのブロマイド(昭和世代💦)買いたいと思います?? Q.どれを下敷きに入れて(昭和世代💦💦)授業のたびにニヤニヤしたいと思います??公式のはまあ大抵あちこちで見られるので、それよりは②か③に心揺れる人が多いんじゃないかなと、統計今度取ってみよう、私は②が好きです。その人らしさに触れた、とか その人にちょっと近づいた気がする、とか そんな感じがするからかな、と私は思うので、②や③に近い写真が撮れたら、ご本人と、ご本人を知ってる/知らない方に喜ばれるかなと勝手に思っているわけです。


ここまでたくさん書き出して気づいたことその人の光と影の掘り起こし ではなくてその人の闇、粗探し をしている。それは、私が私自身にもずっとし続けていることで、自分の過去や家族の闇や粗を繰り返し掘っては人生って辛い 私ってかわいそうを続けていること。本当やめましょう、何の得にも徳にもならない。もしくは敢えてそこを突き通す覚悟で新しい道を進むのもありです。

サポートありがとうございます! 私に書くことの喜びを感じさせてくれて 心から感謝します。大切に使わせて頂きます(^-^)」