【大ちゃん登壇】TMN final live LAST GROOVE [5.18]
2023年10月12日
新宿バルト9(19:00〜)
大ちゃんが登壇した、毎木7ライヴ・フィルム・フェスTMN final live LAST GROOVE [5.18]
のレポになります。
トーク内容は、私が会場でメモしたものと、公式のレポを参考に書いてますので、一字一句正確というわけではありません。
公式のレポはこちら↓
では早速〜
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Get Wildの曲に乗せて、大ちゃんと司会の北村和孝さんが登場。
(以下、北村さんは敬称略)
大ちゃん、柄onチェックなお衣装だったけど、シックに纏まっていてむちゃくちゃ素敵でした。
カッコイイ&可愛い!
トークイベントの直前にあった、
ヤマハのMONTAGE Mの発表会の時と同じお衣装でした。
(ヤマハの時は帽子有り)
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大ちゃん「ご本人じゃないのに、Get Wildで登場するなんていいんですかね。しかも新宿で」
(早速シティハンターネタで始める大ちゃんw)
そこからWhatever Comesの話になって、
Get Wildは4本の指だけで弾けるけど、Whatever Comesは鍵盤の白鍵を全て使うようにできているという話を。
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北村「この中で、ラスグルを見てる人って、どのくらいいますか?」
(結構手が上がる会場)
大ちゃん「同年代ですね(笑)
つい8年前くらいのイメージなのに、もう30年前なんですよね」
それから、「ひとつ聞いてみたいことがあるんですけど」と、更にアンケート(挙手)をとる大ちゃん。
「今日来てる人で、ガチガチFANKSだぜーって方」
「ガチガチaccessクラスタだぜー」
「両方だぜー」
って、客席にそれぞれ手を上げさせてから、
「ホントはヒレを上げてもらおうかと思ったんですけどねー」
と、さりげなくディズニーネタをぶっ込んでましたw
(スルッと流されていた…😂)
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そして、本題のラスグルの話に。
大ちゃん「ボクなりにラスグルの見どころを言わせてもらうと、機材」
当時の最先端の音源だったWaldolfのTHE WAVE
うまくプログラムすると言葉を喋れるようになるという優れ物で、大ちゃんのスタジオにも現存してるそうです。
(博物館か!)
大ちゃん、
「当時は、OSをフロッピーから立ち上げないといけなかったので、もしかしたらドライブのゴムがイカれちゃってダメかもしれない」
「拡張する予定のスロットがあったのに、数(出荷数)が出なさすぎて、一切サポートされずに終わってしまいました」(切ない)
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大ちゃんがこんなに機材の話を覚えているのは理由があって、
大ちゃん「2019年にラスグルの上映会があった時に、 試写会をやるってSONYに呼んでもらって行ったら、小室さんとボクしかいなくて、2人でワーワー語りながら観ました」
北村「5時間観たんですか?」
(北村さんも別の日に行って5時間観たそうです)
先生と色々突っ込みながら観て、楽しかったと言う大ちゃん。
(ここで、「ボクは小室さんのこと先生って呼んでるんですけど」って注釈をはさむ大ちゃんが可愛かったw)
大ちゃん「先生がかっこよく弾いてる時に、カット割がギターの映像になってたりして、
『何でここギターなんですか、先生を映すべきです!』って言ったら、『そうだねぇ(先生のマネ)』って」
(さすが強火🤣
大ちゃんの小室さんのマネに拍手でわく会場)
大ちゃん「先生がなにげにやってるバッキングとかカッコイイのに、『もっと音を上げた方が良いですよね』『そうだねぇ(マネ)』」
北村「浅倉さんが、ディレクションもやらないといけませんね(笑)」
大ちゃん「ホントに(笑)いや、冗談ですけど(笑)」
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そして、もう一つの機材、YMAHA VP-1の話に。
世界に数十台しかなく、生産すればするほど赤字になってしまうシンセで、かなりぶっ飛んだ音が作れたらしい(当時270万円)
大ちゃん「(ラスグルの映像の中に)家具調の鍵盤を小室さんが弾いてるシーンがあると思うんですけど、これが世界に数十台しかないシンセか、と思ってくれれば」
(今までシンセの歴史まで気にして映像を見たことがなかったので、トークイベントの後の上映会で小室さんが家具調シンセを弾いてるのを見て、「こ、これが世界に数十台の270マン!!!」てなりました)
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大ちゃんのラスグルの思い出話になって、
大ちゃん「ボク、1日目の記憶がほとんど涙越しというか。
2日目は声をかけていただいていたので、(お客さんとして)生では聴けないじゃないですか。
この気持ち良い音を聞けるのは、今日で最後だと思ったら…ずっと涙が止まらなくて。
でも音は気持ち良いし、やってることはかっこいいし。
終わってもしばらく言葉がでなかった。
何て声をかけていいかわからなかったし」
北村さんに、「当時の機材だと東京ドームでコンサートをするのは音の調整とかが大変だったんじゃないか」と振られて、
大ちゃん「でも音は綺麗でしたね」
大ちゃんは、2日目に演奏した時に、ステージが透明だったのがカッコよくて、印象に残っているそうです。
それから、
「キャロルを弾き終わった後、『ありがとうございました』って3人に握手してもらったのは忘れられない」
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北村さんが、「メンバーは、ラストライブでも不思議と淡々としてますよね」という話を振って、
大ちゃん「そんなにいつもと違うことはなかったかなぁ。号泣してました、とかもなく。
ステージで演奏することを大切にしてた。
こればっかりは3人に聞いてみないとわからないですね」
北村「ラストライブは感情的になって演奏できなくなるバンドも多いのに、TMはあの若さで大人として淡々とやってるなぁと」
大ちゃん「あったんですかね、ビジョンが、そこから続く。詳しくは知らない。
とは言え、ボクは1日目は大号泣でしたけど。こうやって生で聴けるのも最後かと」
(北村さんが「ラストライブは感情的になって演奏できなくなることが多い」みたいなことを仰った時に、
大ちゃんが「例えば例えば?!」って食い気味だったのが可愛かったですw
アンコールは泣いてたとか、女性のバンドは多いそうです。確かに。)
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大ちゃん「大阪(DAY14、15)行った人いますー?
宇都宮さんが元気になって帰ってきてくれて本当に良かった」
大ちゃんも心配してたそうで、
「3人が健康でいてくれるだけで尊い。
みなさんの心の声を代弁してみました」
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そして、Twitter(X)のTLがざわついた盆栽の話がw
大ちゃん「ただYAMAHAでお仕事してて、ちょっとエレクトーンを触ったことがあるだけだったのに、
中野サンプラザでシンセベースからでて、右も左もわからない状態で」
小室さんに「大ちゃんの髪の毛も立ててあげてー」って言われて、ツアーに同行してたヘアメイクさんに髪の毛を立ててもらった大ちゃん、
大ちゃん「ズァッっと立てられて、盆栽のようになってしまって、周りの人も『そっちかなぁ…』みたいな雰囲気で、ボクも何も言えずに、『こういうものなのか』って(笑)」
盆栽www
大ちゃんのワードセンスがキレキレすぎる😂
しょっぱい空気の中、何も言えない20代の大ちゃんが可愛すぎる。
ツアーパンフか何かに、一枚だけ写真が残っていて、ちょっと恥ずかしいそうです。
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ツアーが終わるとタクシーが3台きて、一号車に大ちゃんと小室さんが乗ってたという思い出話を。
(ウツが二号車で、木根さんが三号車だったかな?)
そこで、小室さんに言われたことが心に残っているという大ちゃん、
「小室さんが、『終わった後に色々と感想を言ってもらえるけど、本当に良いコンサートって言うのは、どこが良かったって言わないんですよね。
全て良かったしかないんですよね。
細かいところを言われると、まだ合格点じゃないんですよね』って。深いなぁと」
北村「なるほど!
でも、ついつい色々と感想を言いたくなっちゃうんですよねぇ(困り笑)」
大ちゃん「気持ちはわかります(笑)
あと、自分はわかってるぜ?みたいな、ヲタ的アピールもしたくなりますよね。
……ないですか」
ww😂
(ヲタ的アピールしたくなる気持ち…わかりますw)
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北村さんに、「ラスグルの時は無茶振りはされませんでしたか?」って聞かれた大ちゃん、
「それはなかったですね。
先生も、無茶を振って良い時は無茶振りしてくるけど、どうにもならない時は言ってこない」
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アルバム『DEVOTION』の話になって、
大ちゃん「DEVOTION聴きました?
めちゃくちゃかっこいいんですけど」
「イントロを聞いた時に、タムなんだけどテンションが上がるリズムで、ウツの声に戻った時に、TMのgrooveだー!って気持ち良さがある」
「ツアーアレンジのTIME TO COUNT DOWN、We love the EARTHのコードのつけ方もめちゃくちゃかっこよくて、
本人に伝えなくちゃ!と思って(上野でやったヒストリアの時に)伝えたら、ニコニコしてましたけど」
作った人がコードを変えるのって難しいのに、さすが先生だな、と思ったそうです。
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ヒストリアの話から、
北村「そろそろPANDORAやりませんか?」
(会場拍手)
大ちゃん「ヒストリア自体が久しぶりのPANDORAのコンサートだったんですけど、PANDORAは先生次第だからわかんないですね」
北村「先生に、このままじゃBeverlyさんをYOSHIKIさんにとられちゃうぞって」
大ちゃん「TMのツアーが終わった後くらいに、先生の耳元でコソッと言えばいいのかな、『PANDORAは〜?』って(笑)」
ささやき大介かわいすぎる😂
PANDORAの話を出してくださったの嬉しかったです。
待ってまーす!
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北村「accessも30周年ですよね」
大ちゃん「間に少しお休みしてる時期があったんですけど、みなさんありがとうごさいます」
「accessが30周年でしょ、今月の16日がウォルトディズニーカンパニー100周年、来年がヤマハのシンセが50周年、今日10月12日がヤマハの創立記念日、来年が、TM NETWORK40周年、
時代を作ったものが40周年50周年てスゴイですね。
…ディズニーは関係なかったですね(笑)」
そして、accessのライブの宣伝もしたりして、お時間に。
記念撮影の時に、
「今日は(ミッキーの)耳はなくて大丈夫ですね」
と、要所要所でディズニーネタをぶっ込むのを忘れない大ちゃんw
「エピック」の「ク」で終わると笑顔にならないので、「エピ」のコールで記念撮影。
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ラスト、締めの一言を求められて、
大ちゃん「ボクは3人の姿を見て、音を聞いて、背中を見て、勉強して、学んでここまでやってこれたので、
これからも健康で活躍してほしいし、そこから引き継いだものを自分なりに表現できたらいいな、と思います」
そして、ゲワイステップを踏みながら退場していきました
(さすが強火)
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機材のマニアックな話や、貴重なエピソード満載でめちゃ楽しかったです!
行けて良かった。
叶うなら、大ちゃんや小室さんや木根さんウツのコメンタリー付きでラスグルを見てみたいなぁ。
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続くラスグル上映会、
ウツの、「4001日分の感謝を込めて」からのエレプロで、ここがラスグル会場かってくらい周りの方が泣いてました。
私も泣いた。
あれは泣いちゃうよ。
全てが美しすぎる。
大ちゃんも、あの映像の向こうの会場のどこかにいて、やっぱり泣いてたのかなと思ったり。
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映画館の音響とスクリーンで観る没入感は、想像以上に最高でした。
またこんな機会があると良いな。
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