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療法士の大学院教育②

こんにちは、リハコン365 月曜担当,なんとなく目が悪くなってきたような野沢です.

前回は,大学院院の修士課程,博士課程の違い等についてまとめました.今回は,実際に私が在籍してる大学院の 博士前期課程 でどのような教育が行われているか,を紹介していきたいと思います.

〇修了要件


博士前期課程:2年間の在籍期間,授業科目30単位以上の取得,学位論文,最終試験

博士後期課程:3年間の在籍期間,授業科目14単位以上の取得,学位論文,最終試験

となっています.1単位は45時間,実際の授業としては行われるのは15時間でしたね.

大学院を修了して学位を取得するには,授業に参加し単位を取得することと,研究をして学位論文を仕上げる必要があります.

〇授業
必修科目と選択科目があり,修了要件に合うように調整し授業を選択します.

私が現在在籍している徒手理学療法学コースは国際徒手理学療法連盟(International Federation of Orthopaedic Manipulative Physical Therapists : IFOMPT)の教育基準に基づき,徒手理学療法に関する基礎理論、講義と演習、臨床実習、研究法をトータルに学習し、高度な臨床力を実践できる能力を習得するコースです.

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