#入院体験記
ぽつぽつと過去を振り返ってみようかと思います。
自己紹介として別のノートで半生を振り返ってますが、今回は「入院」をキーワードに少し掘り下げてみます。
まあ、せんでもいい体験ばっかりですが。
○ 9歳
急性細菌性髄膜炎 10日間入院
小4の夏、朝から部屋中転げ回るほどの激しい頭痛で、母に連れられて近所の内科受診。市民病院への紹介状渡されて、そこで検査した結果、急性細菌性髄膜炎と診断されて入院しました。とにかく、腰椎穿刺検査という、腰椎にでっかい注射器でブスっとやられる検査がめちゃくちゃ怖すぎて、検査後は天地がひっくり返るような感覚でフラフラやったことと、お化けが出てきそうな古い病院やったので、天井のシミが人の顔に見えて恐怖やったことを今でも鮮明に覚えています。
○23歳
肺挫傷、内蔵出血、左肩甲骨、肋骨6本、第一腰椎等骨折 約3ヶ月入院
バイク事故を起こして救急車で病院に着いた途端、検査のために着てたTシャツやらなにやら全てザクザクとハサミで切られました。肺挫傷で肺に水が溜まってたのと内蔵出血があったので、一晩集中治療室に放り込まれてました。その後コルセットの型取りのために吊し上げ状態の姿勢にされて石膏で塗り固められる様子を複数の男性医師が見学に来てたことと、あと5ミリで下半身付随やったと脅されて怖かったことが記憶に残っています。簡単に書いてますが、生死彷徨いました。
○26歳
左膝後十字靭帯損傷(関節鏡手術) 2日間入院
バイク事故で気がつかなかったのか、左膝がどうにも痛くて、MRI検査したら靭帯切れてるねという話で、関節鏡検査することに。結局スポーツ選手やないから再建せんでもいいとのことで、膝の軟骨の毛羽立ちをトリミングしてもらいました。年取ったら人工関節のお世話になるかもね、膝の負担になるから体重増加に注意と脅されました。
○29歳
腎盂腎炎で7日間入院
第一子妊娠中、ちょうど8ヶ月目ぐらいの時に悪寒と高熱で産婦人科受診したら、腎盂腎炎とのことでそのまま入院することに。
お腹が張って切迫早産に近い状態やったのと、同じ病室の方が死産の処置された方で、お腹に赤ちゃんいてる自分はなんとも言えない気分で過ごしたことを覚えています。
○29歳
長男出産
別のノートで顚末書いたので割愛。ほぼトラウマに近い体験。
○33歳
次男出産
予定帝王切開やったので、心の準備ができてました。硬膜外麻酔で痛みはないけど、内蔵をダイレクトに触られる感覚がとにかく気色悪かったです。
○36歳
双極性障害 約2ヶ月入院
精神病院の閉鎖病棟に放り込まれました。入院時の手荷物検査で、危険物とか袋類等も持ち込まないように言われたのが印象深かったです。入院翌日の朝は、投薬された抗精神薬がきつかったのかフラフラになって廊下にへたり込んでました。
毎日10時から作業療法の時間があったので、息子の絵本バックとか巾着袋とかを手縫いで作ってました。談話スペースでは、患者同士で刺青自慢とか始まったりしてて、私も「カッコいいですねー」とか言いながら溶け込んで会話してました。廊下中徘徊する人や暴れて拘束されてる人、ずっと泣いてる人とかと一緒の病棟で過ごす日々は、まあ、普通に生きてたらなかなか体験できないことやと思います。
入院する本人も大変やけど、サポートする家族も大変で、これまでめちゃくちゃ迷惑かけてるよなあと改めて反省しています。
これからは出来るだけ病院のお世話にならないように、もう少し身体の声を聞くようにしようと思います。
伴走してくれるのは自分自身の身体しかない。
日々の些細なことを記録し留めるためにnoteを活用しています。