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#素材へのこだわりと練習のべき乗則

気分の波は相変わらず激しくて、バイオリズムと合わせて心が引き摺り回されるので大変です。
落とし物はしまくるし、SNSの投稿連発してる時など、後から振り返ると典型的な躁転状態やな、あちゃーっていう気分になります。

昨日はエレベーターの扉の隙間に家の鍵を落としてしまうし、今日は今日で、職場に到着したら、軽やかに鳴り響くAirTagの音色、、。何事かと思ったら、バッグにつけていたAirTagキーホルダーが外れて椅子の上にあり、出勤して自席に近づいた時に、持っていたiPhoneが「行方不明のバッグ見つけたよー♪」というお知らせをしてくれていたという訳です。(AirTagだけが置いてけぼりやった)
もう、毎日がギャグ満載で、ネタには事欠きません。

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躁鬱人としては「あちゃー、やらかした」を認知することが大事なので、やらかし案件に気づくことが認知行動療法なのだと解釈し、ありのまま受け止めるように心がけています。

と、前置きが長くなりましたが、自らの気分の浮き沈みに関係なく、最近興味関心があるのは「素材」です。

この一年半あまり、がま口作りにハマって量産し続けているのですが、やはり「素材」がよければ、手にするだけで気分があがるし、仕上がり、完成度も飛躍的に向上します。

100円ショップの素材は手頃なのでよくお世話になります。でも、一度良い素材を手にすると、100円ショップの素材はやはり「それなりの」素材でしかありません。

素材が良いと、触るだけて心がウキウキするし、創作意欲が高まります。良い素材は、それなりのお値段もしますが、それをもってあまりある、心が踊るような心地よい満足感を味わうことができます。なんだか背筋がピンとするし、きちんと作品に向き合おうという気持ちになります。

という訳で、 #素材にこだわるがま口マラソン を自らに課すことにしました。その決意を胸に、上達の法則という本に書かれている「なるほどなー」と思ったステップを引用します。

【上達を極める10のステップ】
①反復練習をする
②評論を読む
③感情移入をする
④大量の暗記暗唱をしてみる
⑤マラソン的な鍛錬をする
⑥少し高い買い物をする
⑦独自の訓練方法を考える
⑧特殊な訓練法を着想するプロセス
(1)自分の技能を部分的に強化する
(2)自分の部分的な限界を確認する
(3)洞察を得る
⑨独自の訓練から基本訓練に立ち返る
⑩なにもしない時期を活かす
上達の結果、「見え方」の変わる瞬間がある。

がま口作りに置き換えてみると、上達の法則どおりのステップを踏んでいます。

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①反復練習をする
↑下手くそでもひたすら作り続ける
②評論を読む
↑ネットや書籍を購入し、作り方などを確認する
③感情移入をする
↑自ら作るものは無条件に可愛いと思う
④大量の暗記暗唱をしてみる
↑創作プロセスを手に覚えこませる
⑤マラソン的な鍛錬をする
#がま口マラソン 宣言をする

  ⑥少し高い買い物をする← ← 今はココ!!
↑少し高い「素材」を手に入れてつくる!


⑦独自の訓練方法を考える
↑テーマを変えて「マラソン」的修行をする。
⑧特殊な訓練法を着想するプロセス
(1)自分の技能を部分的に強化する
(2)自分の部分的な限界を確認する
(3)洞察を得る
↑「マラソン」的修行があてはまる。
⑨独自の訓練から基本訓練に立ち返る
↑作り続けることで立ち返る。これも「マラソン」。
⑩なにもしない時期を活かす
↑店頭やInstagramで見かけた素敵がま口を沢山みる。
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上達の法則に書かれてるステップをきちんと踏めば、上達するんだと思います。ただし、コツコツと地道に練習することが大前提です。

[* 練習回数と上達度は冪乗則に従う]
2倍上達するのに100回の練習が必要なのであれば、2 ×2=4倍上達するのに100×100=10000回の練習が必要だということになります。なかなか上達の道は厳しいことがわかります。

がま口作りって、手芸の中でも割と面倒な部類ですが、一度コツを掴むと、中毒性があるのか、作り上げる達成感がたまらず、ひたすら作り続けてしまうのが、今の私の状況といえます。

「がま口マラソン」と称して、異常なペースでがま口を作り続けた結果、その仕上がり具合は安定してきました。がま口の上達過程については #手芸関連まとめ という別のマガジンで確認できます。

元々のパーソナリティである「できない完璧主義」を克服するために、意識的に「修行」と称して自らを追い込むようになりました。

ほぼ強迫観念に近い「できない完璧主義」に囚われていることが、これら一連の行動と思考に現れているのかもしれません。

若い頃は、「できない完璧主義」が足枷となり、与えられた仕事をコツコツと取り組むものの、仕事の出来に納得できず、モヤモヤと苦しい日々を過ごしていました。

「練習回数と上達度のべき乗則」とはよく言ったもので、若い頃にコツコツ取り組んできたことが、べき乗で今の自分の力につながっているように感じています。

この法則を理解してさえいれば、何事も途中で投げ出すことが如何に勿体ないことであるのか痛いほど身に染みるはずです。ただ、べき乗則を信じて突き進むには、かなりの忍耐力がいることも事実です。

やるからにはやりきる。途中で投げ出さない。


最後は、精神論となってしまいました💧

#素材にこだわるがま口マラソン  色々チャレンジしてみます。

日々の些細なことを記録し留めるためにnoteを活用しています。