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自己超越/ただ在ること


あなたが人生は行動することだと考えているなら自分を理解していない。

経験するには何もせずただ在ることだ。

神との対話 より


在り方(根)行動(枝)結果(実)

やり方より在り方
そうわかっていても腹落ちしてる人は少ない。


かくいう私もそうでした。


エステサロンとして起業して10年。うまくいった前半の5年間、私は沢山行動した事がよかったのだと勘違いしていました。


しかし後半の5年間でただ在ることを経験しそれを真に理解したのです。


前半うまくいっていると解釈していたのもまた私でした


うまくいくとは何なのか

ここでいううまくいくとは、
お客さんが多く集まり、売上も伸び、預金も増えて、周りの仲間たちからも評価されていた。という事をさしています。


しかし、こんな解釈もできます。
忙しくいつも売上に追われ心が休まることなくありのままの自分を受け入れておらず出来る自分を評価していた。


つまり、うまくいっていない自分は無意識に許していなかったのです。


結果、病気になるのですからうまくいったとはいえないでしょう


しかもこの頃は心の奥底で
「周りのおかげ」より「自分のおかげ」と思っていた時期でもあります


うまくいかないとは何なのか

鎌倉へ移住、移転し、
借金に追われ、癌になる。


そんな後半5年間で私は何も出来ない自分を受け入れていくプロセスをふんでいきます。


この期間何を行動したか、というと
何もしない体験をするのです


何もしないのにうまくいく体験


何もしない、というより
何もできない


内側ではそんな自分に凹み、抑うつ状態も現れました。


しかしそれでもただ在る
ただただ時間を過ごす


でもどういう訳か、、


自由に旅ができるようになり
お金がひょんな所から入ってきたり
なぜか欲しいモノコトにほとんどお金がかかりません



周りがやってくれて受け取るばかりの日々



この後半の5年間をうまくいかなかったと解釈したのも私でした。



本当は逆

うまくいかなかったのは前半の5年間で
うまくいったのが後半の5年間である


様々な経験を通して周りに助けられ
二元論を卒業し、統合していくと



陰の中に陽があり、
陽の中に陰がある。
そしてそれはひとつである


そう腹落ちしたのでした。


今の解釈

ではどちらがうまくいったのか、いかなかったのか。


腹落ちした私の解釈は、


前半は、その時は上手くいってたけど、結果うまくいってなくて、


後半は、うまくいかないと思っていたけど、結果うまくいった


そんな感じです。



そして、いま


私は何も達成出来なくても、何も手に入らなくても幸せを感じられ、それらは周りのおかげだと心から感謝できるのです。



そして辿りついた答えは
あー人生はただの相対だったのだ
と気づくのです



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