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幼少期の発達障害児がどのような方向へ進むべきか

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【2021年11月3日の投稿】
発達障害研究所こころとのオンラインサロンで閲覧フリーになった過去記事。最新記事はサロンでほぼ毎日公開中。是非入会して応援お願いします。https://cocorotolab.jp/ 
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本日の打ち合わせで提供する「こころとアシスタントサービス」は、幼少期、学童期に辛い思いをした方々、状態により家に引きこもり、不登校のまま成人になった方、多動などの発達障害傾向によりご両親との関係が悪化し、とても辛い生活を送ってきた方々、成人した後も、人間関係のもつれ、やっと仕事に就けたと思い、良かれと思って改善策を意見すると空気が読めない存在と思われ仲間はずれになった方々、そんなメンバーが、この場に揃い、競合他社を凌ぐサービスを提供し、クライアントから「こんな素晴らしいサービスはもっと早く使いたかった」と言って頂ける商品です。


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▼ 他人に依存せず、自ら行動する、小さな一歩を歩み続けることで必ず社会は自分が思い描いているように変わる
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本日、ある打ち合わせがありました。その打ち合わせは、当グループが雇用する200名の障がい者が実施するサービス「こころとアシスタントサービス」を導入検討している方との打ち合わせで、事業を拡大するために思考を本業に集中しなければならないときに雑務が時間を奪ってしまうため、本業に集中できない、そこで当グループのアシスタントサービスの話を聞いてみたい、という趣旨でした。

このサービスは何度もサロン記事で書いていますが、障がい者だけで実施しているサービスで、仕事をするのは全て当グループが雇用する障がい者です。つまり、障がい者が主人公となって仕事をしているのです。このサービスは障がい者が仕事をすることで成り立っているビジネスで、例えば障がい者が仕事を提供できない状態になると、サービスが成り立ちません。

そのため、運営側は必死で障がい者が能力を発揮できる環境を作る、そして、彼らが才能開花し実務で貢献できるスキームを開発します。これこそが私が理想とする社会です。567で世界が方向性を見失っているとき、人々が働くことの意味を見つけようと混沌としている現在、次の世界で新たな産業を生み出す人材が彼らだと確信しています。

このサービスを実現しているのが「こころとインサイト分析」を中核とする、障がい者育成プロジェクトです。

このように環境を整備し、実績を上げていますがいまだに「障がい者には社会で活躍できる能力がある」ということが認知されていません。

話を元に戻します。

本日の打ち合わせで私は、ある条件を提示しました。これはこれから当グループのサービスを使ってくれるかもしれない見込み客に対し、「この条件をクリアしなければこのサービスを使わなくても良い」と言っているのと同じで、とても普通では考えられません。

本来は、少し嘘をついてでも受注し売上を上げたいと考えるでしょう。そう考えるのは「お金ファースト」の考えだからです。つまり、利益を上げれば手段は関係ない、企業は利益を上げてなんぼ、という考えで、よくベンチャー企業などでありがちな考えです。

良いサービスを生み出し、会社を上場させる、あるいは利益をあげた会社を売ってお金を儲ける、実は、当グループにもいろんな売り込みが来ます。

「この会社は社会性があるし、仕組み化されているので誰かに売ってしまって、たんまり利益を上げましょう」という甘いお誘いです。

基本的に私はお金に全く興味がないので、そんな話は脳をかすりもせず、風のように流れていきます。穴の空いた靴下と、踵がすり減った靴を何年も履き続ける私には無縁の話です。

打ち合わせでもこのようなスタンスで私から前提条件が提示されます。

「このサービスは、本日お話しした通り、競合他社のサービスよりアドバンテージがあります。ただし、本サービスは利益を追求することを目的に運営している訳ではありません。会社を運営するためには利益は当然上げなければなりませんが、利益は後からついてくるよう設計されています。我々は、障がい者の才能を開花し社会で活用できるスキームとして本サービスを運営しています。この点をご理解頂くことを前提にお付き合いさせて下さい。」

私は打ち合わせでこの話をするつもりはありませんでしたが、打ち合わせ中も当グループで働く障がい者が活躍しているシーンが急に浮かび、このような話をしてしまいました。

この話を聞いたお客様から、

「素晴らしい理念です。このような形で障がい者の方々と関われるとは思っていませんでした。個人的にも応援したいサービスですので、是非進めていきましょう」

とコメント頂き、私はとても嬉しかったのです。

日曜日に衆議院選挙がありました。私は選挙の時いつも、他人に依存せず、自ら行動する、小さな一歩を歩み続けることで必ず社会は自分が思い描いているように変わる、と考えます。

グレーゾーンを含む障害児が置かれている環境も同じです。学校問題は真剣に考える必要はありますが、あまりに深刻になりすぎで「世界は広い」という視点を見失うことがあります。学校だけが世界ではありません。学校は一つの選択肢であり、それ以外の選択肢もたくさんあります。

私は小学校の時、朝、家を出たあと、無数の選択肢の中で何を選ぶかがいつも楽しみでした。

学校にいく
空き地で遊ぶ
瓶を拾って、小銭を稼ぐ
ポンポン菓子のおじさんにお客さんを紹介して小銭を稼ぐ
本屋へいく

これだけでも5つの選択肢があります。歩きながら、その日の天候や自分の状態を見ながら何をチョイスするかを考えていました。

今でも自宅から会社まで歩いていく中で、

会社へ行く
カフェで仕事する
仕事せずにゴルフの練習する
仕事せずにワークアウトする

などを考えながら進みますが、slackを眺めていると「トラブル発生」となり会社にたどりつくことが多いです。たまに小学生の頃を思い出し、気持ちがウキウキすることがあります。

本日の打ち合わせで提供する「こころとアシスタントサービス」は、幼少期、学童期に辛い思いをした方々、状態により家に引きこもり、不登校のまま成人になった方、多動などの発達障害傾向によりご両親との関係が悪化し、とても辛い生活を送ってきた方々、成人した後も、人間関係のもつれ、やっと仕事に就けたと思い、良かれと思って改善策を意見すると空気が読めない存在と思われ仲間はずれになった方々、そんなメンバーが、この場に揃い、競合他社を凌ぐサービスを提供し、クライアントから「こんな素晴らしいサービスはもっと早く使いたかった」と言って頂ける商品です。

可能性は無限大です。会社名の「こころと」は、「こころ」と無限大の可能性を実現するという意味が込められています。
幼少期からもっと才能開花できるスキームがあれば、彼らはもっと素晴らしい仕事をする、そして、世界が驚くサービスがこの国から生まれてくるはずです。

私は、自分の人生をかけて、「障がい者が夢とロマンを語ることができる未来」を実現するため、小さな一歩を積み上げていきます。

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