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ツール「removebg」を使った画像切抜

1.画像切抜とは

画像を切り抜くとは何か?を説明する前に、パソコンが画像として認識するファイルの形式として、

・*.jpg(jpeg)=デジカメで標準のファイル形式
・*.png=ホームページなどでのファイル形式
・*.gif=ホームページでバナーなどで主に使われる
・*.bmp=マイクロソフトで使われていた標準のファイル形式

があります。それぞれソフトウェアやインターネットなど、用途によって使い分けます。例えば、ホームページで使われるファイル形式は jpg、png、gifファイルです。png形式は画像ファイルを利用する際、画像内の対象物だけを表示させ背景を表示させたくないとき、また背景を透過したいときなどに使用します。この際、人物や物だけ残し、背景だけを切り抜く作業が必要となります。この作業を画像切抜作業といいます。

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2.画像切抜の手段

画像の背景色が単色であれば初心者でも切り抜くことは比較的簡単ですが、様々なものが映り込んでいたり複雑な背景色が混じっていると、専門的な技術が必要になってきます。
これらを解決するためには、様々なツールやサービスを駆使する必要があります例えば、adobe PhotoShopなどがその代表ですが、これらのことを初心者が勉強しながら作業するのは難解であり、ツール自体高額な場合もあるため、専門知識がないと非常にハードルが高い作業となります。ですので、複雑な画像、また丁寧に仕上げたい画像などは専門家に頼むことが一般的です。

3.ツール「removebg」を使った画像切抜

removebg(Remove Image Background)という無料のWEBサービスは、切り抜きたい画像をアップロードするだけで、自動で切り抜きをしてくれます。髪の毛などの細かい部分もかなり丁寧に切り抜いてくれるので、切り抜いた画像を大きなサイズで印刷したり、細かなところまで完璧である必要がなければ、このようなサービスで充分かもしれません。

removebgサービスサイト https://www.remove.bg/ja

4.ツール「removebg」を使うメリット

前述した通り、removebgでは、比較的複雑な背景でも綺麗に切り抜くことができます。本当なら専門業者に頼むところを、ワンクリック、また無料で切り抜くことができるのは最大のメリットでしょう。
また、対人である専門業者とは違い、24時間365日いつでも自分が必要とした時に切り抜き画像が手に入れることができるというのも利点です。

5.ツール「removebg」で対応可能な切抜

removebgのページのサンプルを見てみても、対象物と背景の境界線がはっきりしているものが多いです。色のコントラストの差、明暗などがはっきりしている画像だったらほぼ完璧に切り抜くことができます。
物体(車、日用品など)、ロゴマークなどはこのようなツールを使用すると便利でしょう。

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6.ツール「removebg」で対応が困難な切抜

対象物と切り取ってしまいたいものの境界線が曖昧な画像は、このようなツールでは切り抜きが困難な場合があります。
代表的なものが動物です。ふわふわとした細い毛などは背景と溶け合ってしまい、どこからどこまでが対象物なのかが分かりづらいです。そのような場合、ツールはある程度予想して切り抜いてくれますが、そのせいでせっかく表現したかったテクスチャが台無しになってしまうこともあるので、そのような繊細な画像には不向きと言えるでしょう。

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7.ツール「removebg」を使用する注意事項

基本的に、removebgはアカウント登録していないと、小さいファイルサイズ(最大0.25​メガピクセル(例:625×400))しかダウンロード出来ません。無料のアカウントを登録すれば、1回だけ大きなサイズの画像をダウンロードできるようです。
大きなサイズの画像を、複数枚ダウンロードしたい場合は、有料のアカウントに登録する必要があります。有料プランは、従量制の支払いと、サブスクリプションプランの2種類あります。料金表を比べると、従量制は990円で10クレジット、サブスクリプションプランは同じ金額で40クレジット獲得できるため、サブスクリプションプランの方がお得です。

画像切抜を簡単に終わらせるなら

「できる限り綺麗に切抜したい、自力でソフトを使うにも限界がある」という意見も少なくありません。

そこでおすすめしたいのは、こころとアシスタントの活用です。

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