230208

 久しぶりに心が動くひとにであって、きのうきもちを伝えた。だめだったんだけど、今までのとは全然違う感覚でわたしも知らないうちにちょっと、いや結構、大人になったんだなとしみじみしている。

 これまでと違って恋愛って軽率に呼ぶのが躊躇われる感情と向き合った数ヶ月だった。相手への気持ちだけじゃなくて自分のライフプランとかシビアな現実のことまで考えていて結構冷静だった。終わった後も、これまではこの世の終わりレベルにグッズクズに傷ついて化膿してた感じだったけど、今回は心の表面に広くて浅い擦り傷ができたみたいな感覚だった。それは相手がすっごい誠実な対応をしてくれたのもあったし、わたしが感情に飲まれすぎないで自分の境界を見失わずに考えられていたからでもあると思う、世界はそれだけで回ってるわけじゃなくてむしろほんの一部だっていまのわたしはもう知っている。

 誰かにきもちを伝えたのは6年ぶり!!フラれたの8年ぶりだったので!!!そこそこのダメージは!!そりゃああるんですけど!!昨日の今日なので流石に数回は泣いたんですけど!!でもなんだか大丈夫。

 8年前、高校3年生のわたしが今回とほとんど同じ状況で失恋をした時の記憶、そこからその子といまも関係を継続できていることは結構恋愛のこと以外を考える時でもわたしの支えになっている。今回のも間違いなく糧になる確信が既にある。

 とりあえず、久しぶりに他者に対して大切に思うきもちをもてたこと、それを伝えられたこと、自分のことを褒めてあげたい。よくやったね、わたし。

 そしてこういう体験ができていること、そういう人に会えたこと、それ自体とても幸せだなと思う、ありがとう(…ということも伝えられてわたしえらい)

 あとあと、見守ってくれていて夜中の3時とかに泣きついても返信くれる妹や友達が何人もいて、翌朝落ち着いて報告した友達もみんな言えたんだね、偉いねって褒めてくれて、遠隔でたくさん抱きしめられた。わたしは愛されているのだ…となってさみしさとありがたさが混在したいちにちだった。

 入れ違いで新しい土地での就職先が決まった。さあ、身軽になった体と心で、新しい街へ行こう。6ヶ月間の人生の休息期間ものこり1ヶ月半。ちょっとまだ元気もりもりとはいかないけれど、ぼちぼち、やりまっせ〜!

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