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2021年11月17日

今日のココ日(ココルーム日記)
今日は「ここのま」というココルームのスタッフミーティングで、10月下旬からココルームを支えてくれたインターン2名に参加してもらって、もうすぐココルームを去る彼女たちと一緒に振り返りをした。
ココルームという職場は家事的な仕事も多く、食事も共にするため、生活と仕事の境目が流動的になりやすい。
どこまでが仕事でどこからが自分の生活なのか、人それぞれで感じ方が違うだろうけれど、ココルームという職場には「今自分はここに生きているなぁ」と実感する瞬間がたくさんある。
それは充実感とひと言で言い表せるほど単純ではない悲しみや怒り、喜びといった渦巻く感情の連鎖が、ココルームにやってくる多種多様な人たちとの出会いによって立ち上がるからかもしれない。
その正直な感情を持ってありのままその場に立てるのか。
気分良くいられることばかりではないけれど、結局は自分が今ここで起きていることとどう向き合うのかを問われているだけなのだと思い知る。
鏡に写る自分とその鏡を見ている自分の関係性に似ているかもしれない。
ココルームで暮らし働いた感想について「答えはまだ出ていないが、自分が向き合うべきことにこれから向き合っていく」とインターンの2人はそれぞれ違う言葉でそういう意味のことを話してくれた。
彼女たちの新たな日々に多くの祝福がありますよう。
そんなココルームでは、人手が足りない中でこの場を開き続けていくために、引き続き12月のインターンを大募集しています。
特に12月の第一週から第二週にかけて、お手伝いしてくださる方がいらっしゃいましたらココルームまでご連絡ください。
ココルームでの日々を終える頃、あなたには鏡に写るあなたが今までとは違って見えるかもしれません。
(書いた人:テンギョー)

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています