2021年1月15日

今日のココ日(ココルーム日記)
「テンギョー さん、現場はどう?最近わたしココルームにいられる時間がほんとに少なくて申し訳ない。」
「そうだねぇ。げんちゃん頑張ってインターンたちと現場を支えてくれてるし、相変わらず人手不足でヒリヒリしてるけど、現場の風通しは良いと思うよ。」
「いよいよ風愉ちゃんが1月15日から正規スタッフになるしね。ココルームも次のフェーズに入ってく感じやね。」
「ほんとだね。大変な状況だったけど、よく沈没せずにここまできたなぁ。」
「わたし毎回「もうダメかもしれない」って思ってるんやけどね(笑)」
「かなよちゃんが踏ん張ってきたからね。もうすぐココルームの二十周年だし、俺たちも頑張ってかなよちゃんと一緒に馬力のある現場作っていくよ。」
「ありがとね。」
「でもなぁ、1年間やってみた人材募集プロジェクトではココルームが探してた人材見つからなかったね。」
「そうやなぁ。」
「ハードル高すぎたかなぁ。どこかにいると思ったんだけど、ユニコーンみたいな存在。」
「ユニコーンねぇ(笑)」
「俺は諦めてないけどね、きっとどこかにユニコーンはいるはず(笑)」
「ほんまにいるかなぁ、そんな人?そんだけ優秀やったら自分で事業とかしてはるやろうからなぁ。」
「確かにそうだよねぇ。そういう人が「ココルーム面白そうだから手ぇ貸すよ」って言ってくれたらいいんだけどなぁ。」
「既存の経済概念とか当てはまらん現場やしね。このまま荒野を行くしかないんかなぁ(苦笑)」
「かなよちゃんずっと荒野だしね(笑)」
「ほんまにそうね(笑)」
「でも風愉ちゃんみたいに覚悟してココルームのスタッフになろうって思ってくれる人もいるしね。これからはかなよちゃんの荒野行も一人じゃないよ。」
「そうね。やっぱり組織って他者の存在が必要なんだよね。ココルームをよくしていこうと思ったらわたしひとりでもダメだし、二人でも足りない。三人だったら大丈夫かもと考えてたけど、やっぱり四人でも五人でも関わる人が必要だと最近思ってるの。」
「そっかぁ。」
「今はテンギョーさんもいてくれるし、げんちゃんも頑張ってくれてるし、だいぶよくなってはきてるけどね。」
「まぁ理想を言うなら、そこにもう一人かなよちゃんみたいにココルームの核になってくれるような人材が見つけられたら良かったんだろうけど。」
「風愉ちゃんも一人正規スタッフでプレッシャーあるやろうしね。わたしが現場にいない時に誰かに質問できたり相談できたりって大事だと思う。」
「そうかぁ。じゃぁ例えばだけど、とりあえず俺にかなよちゃんが現場にいない時の代理的な肩書を適当につけてくれたら現場の交通整理もしやすいかな?」
「あ、そうか。。それ考えてなかったなぁ。じゃーテンギョーさん、事務局長やろう!」
「・・・?」
「どう?」
「ジムキョクチョーって、あの事務局長??」
「そう!」
「いやいやいやいやっ!それは無いわ!かなよちゃん前に言ってたじゃん、ココルームで事務局長やる人はとりあえずわたしより仕事できる人じゃないと困るって!」
「あはは、わたしそんなに仕事できないし、大丈夫よー。」
「いやいやいやいやっ!俺マジでそんなことやったことないし、ダメだって!」
「大丈夫だって。やったことないんでしょ、事務局長?(ニヤリ)」
「いやいやいやいや、俺全然事務局の仕事分かってないし、無理!(汗)」
「いいじゃない、誰よりも仕事のできない事務局長!(爆笑)」
「まじかぁっ!なんでこんなことになるんやー!!(大汗)」
本日よりNPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)は、事務局長テンギョー・クラ、岡本風愉、堀澤元の三名が、代表の上田假奈代と一緒に事務局を運営していきます。
なにぶん不慣れな者たちが作っていくココルーム改め釜ヶ崎芸術大学の現場ですので、皆さまのますますの応援をよろしくお願いします!
(書いた人:テンギョー )

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています