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2021年12月25日

今日のココ日(ココルーム日記)
今日は釜ヶ崎芸術大学の年末恒例講座「学生自治総会」が開催され、講師に文化生態観察の大澤寅雄さんをお招きして、釜芸の行く末を左右するような対話が行われた。
寅雄さんは「評価」というものを一つの仕事にされていて、過去10年に渡る釜芸のデータをもとに釜芸がその時々でコミュニティにとってどのようなプラットフォームになっていたのかを分かりやすく説明してくれた。
そこにココルーム代表の假奈代さんが折々の内情を付け足しながら当時の心境を話してくれるという、釜芸そのものをスタディするのに最高の講座となった。
そして終了間際に假奈代さんから重大発表が。
「ゲストハウスとカフェと庭「ココルーム」は、ゲストハウスとカフェと庭「釜ヶ崎芸術大学」に名前を変えます!」
法人名はこえとことばとこころの部屋(ココルーム)のままだが、ココルームの施設名が釜ヶ崎芸術大学として再オープンすることになった。
正式な開校日は来年4月1日。
実際は何も変わらないかもしれないし、大きく何かが変わるかもしれない。
今のところ分かっているのは、このカオスな現場がこれからも多様な人生背景を持つ人たちにとって開かれた場であり続けるということだ。
世界にひとつくらいこんな場所があってもいいじゃない。
そんな思いで僕たちが作る「出会いと表現の場」釜ヶ崎芸術大学をどうぞよろしくお願いします!
(書いた人:テンギョー)

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています