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2021年11月26日

今日のココ日(ココルーム日記)
西成区の15歳から64歳までの人たちの就労支援などを行っているサービスハブでココルームがコーディネートをしている表現プログラム、今日は俳優の中川圭永子さんが講師の「けえこの稽古」が行われた。
大声で笑ったり歌いながらリズムを取ったり隣の人のファッションを周りの人たちに紹介したり、心と身体を開きながら自分自身、そして場を共有している他者と出会い直せるような遊び心あふれた時間になっている。
「けえこの稽古」が今日使った会場は、65歳以上の人たち向けのコミュニティサービスセンター「ひと花センター」というところで、その多目的室の壁にはひと花センターのモットーが掲げられている。
その中のひとつに「みんなが不愉快になるようなことはしない」があるのだが、その「不愉快」の部分が上から新たに貼られていることに気づいた一人が、その下には元々なんと書かれていたのだろうと言い出した。
講師の圭永子さんが一人一人に「前はなんて書かれてたと思う?」と聞いていく。
以下、みんなの答えの一部を紹介します。
「みんなが悲しくなるようなことはしない」
「みんなが帰りたくなるようなことはしない」
「みんながポンコツになるようなことはしない」
「みんなが得になるようなことはしない」
「みんながお星さまになるようなことはしない」
「みんながムラムラするようなことはしない」
みんな自由だなぁ。
(書いた人:テンギョー)

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています