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驚くほど日常が変わったんです。

このところ
私の仕事って何だろう。
園長という仕事を通して
何をしたいんだろうな~って
考えることがありまして。

ある時ふと
「豊かな土壌づくりをしたいんだ!!」
って腑に落ちました。


子どもたちの”私のままでいて大丈夫”という
心の根っこを育むために
自分自身も含めた
保育士がまず豊かな土壌になること。

ここだーー!!
って。





今まで何度か言葉にしてきた
”豊かな土壌”でありたい
ということ。

でも今のタイミングで
めちゃめちゃコミット入りました。


そう思ったらですね
上のイラストの絵もなんですが、
やっぱり私1人の力ではなくて

園のスタッフのみんなの
色付け肉付けがあって成り立っている
保育園なんだな~って
あらためて腑に落ちました。








開園して3年。
まず保育士(=スタッフ)が幸せであること。
ここをずっと問うてきたのですが、

一口に幸せって言っても、
身勝手な幸せを問うているのではありません。

本来の自分らしさ。
自分の本質に沿って幸せになろうよ。
って問うているのです。




それはある意味
世間や保育士界の常識とは違う
それぞれの中にある本質からの答えを大事にしようよ。
ってゆーとるもんですから

普段はおおらかで
ゆるゆる~なんですが、

え?なんかそれ本当のあなたが望んでいること?
それって子どもたち(保護者)にとってどうかな?
なんか違うんじゃない?
違和感センサーが発動した時は

いわながあきこが切り込んでいくわけです。
(昔バスケをしていて別名切り込み隊長と言われていたこともあるの♡)



そこでスタッフのみんながすごいのが
そんな時に決して逃げずに
自分と向き合うところ。

初めは納得できなくても
意味が分からなくても
悔しくても
ちゃんと向き合ってくるんです。



そうやって頑張るから
行動が変わる。

行動が変わるから
思考も変わる。

そして驚くほど現実が変わるんです。
これホントにすごくって。


苦手だった保護者対応が
めちゃめちゃ自然体になって
楽しくなったり

言葉が強くて
熱い思いが空回りしがちだったのが
今ではみんなに頼りにされる存在になったり

行事や活動を組み立てるのが苦手で
どうしていいか分からなくて
思考も手も止まっていたのが
今ではむしろ計画が楽しくなった

などなど。
こんな自分になれたらいいな。
と思ってた以上の素敵な自分になれているんです。

そして身近な人から
「なんか雰囲気が柔らかくなった」
と言われる人が多いこと!!



これまで何十年も積み重ねてきた
古い習慣との決別なので
怖さもついてきます。

それでも怖さの先にある景色は
自分が望んでいる心地がいい景色。

本当はこの景色が見たかったんだよね^^






あるスタッフに
「なんであの時頑張れたんだろう?」
って聞いてみました。

そしたら
「まず園が自分の居場所だって思えてたからか、辞めるという選択肢がなかった。
そして自分に負けたくなかった。自分の性質はすぐには変わらないから、まず小さい行動1個から変えてみようと思った。」

と、なんとも力強い言葉!!
ねーさん、かっこいいっす!!




本当に人に恵まれてます。
ちゃんと投げたボールを胸の真ん中でキャッチして
投げ返してくれる人がいる環境で
仕事ができるって幸せだと思いませんか?!

本当にありがたや。

まだまだ未熟なところが
たくさんある私たちですが、
それでも今できる精一杯で

子どもたちの”私のままでいて大丈夫”という
心の根っこを育むために
豊かな土壌であるための努力をしています。

そして不思議なんですが
スタッフが少しずつ豊かな土壌になっていくにつれて
自然にそれが保護者の方にも伝播していってる気がしています。

だから子どもたちがますます満たされて
伸び伸び自分を発揮しているんですよ。
ホント毎日面白いです。

さて明日はどんなエピソードが待ってるかな〜


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