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保護者とのコミュニケーションが格段に上がるコツ

こんにちは
いわながあきこです。
 
最近園で、以前働いていた園の時と比べて
保護者対応が格段に楽しくなったという
スタッフちゃんがいるんですが、
 
「前と今って何が違うの?」
って尋ねたら
 
「前は自分の知識やスキルを使って、
”教えてあげなきゃ!”って思っていたけど、
 今は保護者はどう感じているのかとか
背景を理解したい、
ママのことを知りたいって
思うようになりました」
って言ってました。
 
 
この違い分かります?!
意識の向きが全く違うんです。
 




前は私が教えてあげなきゃ
保育のプロとしてちゃんとしたこと言わなきゃ
って、意識が自分に向いていた状態。
 
それが今は
「ママはどうしてそう言ってるのかな」
「ママから見たらどう見えるのかな」
って、意識が相手に向いている状態。
 
 
このちょっとした差で、
保護者とのコミュニケーションの質が
ガラリと変わります。
 
 
意識が自分に向いていると
どうしても正論を一方的に押し付けてしまいがち。
子どもの味方にならなきゃって
正義感も働くし。
 
その状態でコミュニケーションをとると
一生懸命やっている割には
保護者に思いは届かず、
どうかすると、その正論が保護者を追い詰めて
関係はギクシャクしてしまうことも。
 
 
それが、
保護者の行動や発言の背景に意識を添わせて
相手の立場に立ってものを考えてみると
 
結構決めつけて見ていたことに
気がつくことがあります。
 
私たちは何年も保育の現場にいて
のべ何百人もの子どもたちの
育ちに関わってきているから
当たり前のことでも
 
保護者にしてみたら
まだ親になってどうかしたら
1年未満の人もいるわけで。
 
そこにいきなり正しさを求めても
そんなん無理ーーってなりますよね。
 



子育てを通して
これから少しずつ親業が板についていく
プロセスの中にいるんだから
 
その辺は少しお手柔らかに♡
大らかな目で受け止めてください。
 



 
初めてで不安な気持ち
苦手なりに頑張ってるとか
どうしていいか分からないけど心配とか
 
保護者自身の背景を理解しようと
してみてくださいね。
 

保護者の背景を理解した上で
子どもを真ん中に置いて
 どうしていくかと言うことを
考える姿勢に変えるだけで
   

あれ?
最近保護者の方から
相談してくれるなとか
本音を聞かせてくれるな
とか
 

コミュニケーションが
自然体で深くなっていくはず。
 
ストレスだった 
保護者とのコミュニケーションが
楽しみな時間になったとしたら
 
保育の仕事が更に楽しく充実しますよね♡
 
子どもと保護者をつなぐ
相手目線のコミュニケーション
とってもとってもおすすめです。
 
 
 
ココロネ保育園ホームページ
http://cocoronehoikuen.com/





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